漫画バビロン大富豪の教え -「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則
〇黄金に愛される7つ道具
1.収入の十分の一を貯金せよ
2.欲望に優先順位をつけよ
3.貯えた金に働かせよ
4.危険や天敵から金を堅守せよ
5.より良きところに住め
6.今日から未来の生活に備えよ
7.自分こそを最大の資本にせよ
〇「お金」と「幸せ」を生み出す5つの黄金法則
1.家屋と自分の将来のために収入の十分の一以上を蓄える者の元には黄金は自らを膨らませながら、喜んでやってくるだろう
2.黄金に稼げる勤め先を見つけてやり、持ち主が群れを膨大に増やす羊飼いのように賢明ならば黄金は懸命に働くことだろう
3.黄金の扱いに秀でた者の助言に熱心に耳をかたむける持ち主からは、黄金が離れることはないだろう
4.自分が理解していない商い、あるいは、黄金の防衛に秀でた者が否定する商いに投資してしまう持ち主からは黄金は離れていくだろう
5.非現実的な利益を出そうとしたり謀略家の甘い誘惑の言葉にのったり己の未熟な経験を盲信したりする者からは黄金は逃げることになるだろう
〇守るべきものを持つ屈強な壁となれ
〇金を貸してくれた人に恩を返すことが人間に尊厳を与える
【一言で表すと】
人はなぜ「働く」のか?その答えがここにある。
【感想】
「働く」ことの意義が自分の中で見えた気がしました。
これまで、スマートに仕事をこなしていきたい、と勝手な理想を抱いていました。しかし、本当に大事なのは、身近な人に喜んでもらえる仕事をすることだということを忘れていました。仕事の進め方が大事なのではなく、その仕事を通じてどうやって周りの人たちの役に立つのか、に思い至るべきだったと思いました。
「スマートに仕事をこなす」という理想は、「自分は仕事ができる」と周りに認めてもらいたいという気持ちから生まれたものです。そこには「社会の役に立つ」「周りの人に恩を返す」といった発想は組み込まれていない。だから最近少し仕事がうまく進まないことがあると「自分の思い通りになっていない」と焦りが生まれてしまい、結果的にスマートな状態からも遠ざかっていたのでしょう。すべて、周りを見ようともせず、自分のことばかり考えていた結果だと思います。
まずは、どんな小さな仕事でも「今ここ」に集中して行うこと、そしてその仕事を通じて、「どんな風に役に立てるのか」に思いを馳せながら、その場で出せる全力を尽くすことが大切だと感じています。そしてお金はそういう働き方ができる人のところに集まってくるのだと思います。
働くことの目的に、お金を得ることはもちろん含まれていますが、それがすべてだとなると、空虚な感覚になります。最近感じていた虚無感はここに端を発していそうです。周囲の人の役に立っていると実感できてこそ、その仕事から頂けたお金は生活のためのお金以上の価値を持つことになるのだと思いました。
なかなか意識は思うようにコントロールできないかもしれないですが、これからも様々な本に触れながら、少しでも良い仕事ができるよう、研鑽していきます。
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