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文字のラジオM1特別編 20201221 コーヒー屋のおっさんがなぜかM1全ネタについて講評してみた。イディド・トゥリセ・エチオピア・ナチュラルを飲みながら

どうもこんにちは。月曜日なんですけど我慢できないので特別編として書かせていただきます。

コーヒー屋のおっさんがコーヒーを飲みながらだらだら喋るっていうしょうもないやつなんですけども。

昨日娘と奥さんと買い物に行ってたんですよ。まあまあ広いスーパーで、二階に服とか百均とか入ってるところ。娘が渋ってたから百均で何か好きなおもちゃ買ってやるって言うことで納得させたんですけど。

って言っても百均なんて何回も行ってるしそんなに面白いおもちゃもないので娘も迷ってたんですよね。一番欲しそうにしてたのはニワトリの形の潰したらブワーって音がなるやつっていう。アレみたらドキュメンタルシーズン2の小峠、ジャンポケ斎藤の最終決戦を思い出してツボっちゃうのでそれは勘弁してくれてことで色々探してたらおもちゃの刀を出してきたんですよね。

そんなん家にあるでしょって言ったら「あれはもう折れたからこのたんじろうの刀がいい」っていう主張をしてくるのでまあ仕方なく買ってやることにしたんですよね。

で、百均に行った目的はサンタさんからのクリスマスプレゼントを包むための包装紙を買うことだったんで、娘にこれを買うところを見せるわけにはいかないってんで奥さんが娘を連れて先に百均を出てったんですよ。

それでとりあえず無難なやつを選んでレジに並んでたんですけど気づいたんですよね。

エコバッグ持ってないんですよ。

そういや奥さんがエコバッグ持ってるから私が買うって言ってたのになんか流れで自分が買うことになっちゃったんですよね。

どうしようかなーって考えてる間に僕の番になって「レジ袋ご利用ですか?」って聞かれたんですけどなんとなく断ったんですよ。一応リュック背負ってたのでそれに入れりゃいいかって。

で支払い済ませてリュックに詰めようと思ったときに思い出したんですよね。

俺、刀買ってるわ。

やっちゃいましたね。ちょっと小さめのリュックなので刀は収まりそうにない。これはどうしたもんかなってなりましてね。

結構広いスーパーなんで建物を出るまでにも結構あるから刀を手に持って歩くわけにも行かないじゃないですか、この年で。どうやって持ってもやばいじゃないですか。左手でサヤの部分持ってたらいつ居合い切りされるかわかんないし、右手で束の部分持ってたらいつでも臨戦態勢みたいな感じになるし。ってことでリュックに入れたんですけど、やっぱり収まんなくって忍者みたいになってスーパーを闊歩するっていうめちゃめちゃ恥ずかしい思いをしたっていう。

まあレジ袋に入れたら入れたで袋からネギ出してるおばさんみたいになるからどっちを取っても地獄でしたね、はい。

まあいつもだったらなんとか恥ずかしくない状況にするために奥さんからエコバッグもらいに行くなり、買ったあとで店員さんに言ってレジ袋の大きいやつをもらうなり、いろいろするんですけど、昨日はちょっと急いでましてね、

そうです。M1ですよ。

昨日は敗者復活戦からテレビで観るって決めてたので早く帰りたくて仕方なかったんですよ。忍者になってでも。

ということで家に帰ったらちょうどいい時間でテレビにかじりついて観てたんですよ。

トップバッターでいきなり金属バット。

何でなん(笑)めちゃめちゃ不利やん。準決勝も三番手とかやったし、運営に嫌われてるんですかね(笑)

案の定ウケも今ひとつ。まあネタもいつもに比べたら弱めのネタだったので仕方ないかなっていう感じですけど。優勝したときのためにこれ買って待ってたんですけどね。

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ばっチェリオ。わかる人だけわかればいいです。

他の人たちもちょっと弱めだったのでワンチャンあるかなって思ってたけどまさかのインディアンスが進出っていう。まあやっぱ知名度高いとこが有利だなって感じでしたね。まあ金属バットは来年ラストイヤーなので正面から突破していただきたいですね。

ということで決勝戦。

いきなり敗者復活のインディアンス。

まあ敗者復活と同じネタで、いつもどおりのインディアンスでした。技術というかテンポとかはいいと思いますけどね。気になったのはキムが言い間違うところがわざとらしくて笑えなかったんですよね。タラちゃんみたいな口調になってサザエさんネタでボケたり、罵声を美声っていい間違えてコーラスみたいなとこまでやったりっていうところがわざとらしいなあって。まあ評価はしてもらえたんじゃないですかね。

2番手は東京ホテイソン。

ネタパレとかでよく観ててあんまり好きじゃないなーって思ってたんですけど、昨日のネタはまあ今まで一番好きでしたね。最下位でしたけど。決勝進出の会見で霜降り明星のパクリみたいに言われてめちゃめちゃ悔しかったみたいなこと言ってたので頑張ってほしかったんですけどね、ある意味。まあこのコンビもツッコミが最初から用意してるワードでツッコむから予定調和感すごくてハネないですよね。これはハライチと違うところですよね。

3番手はニューヨーク。

太木よしここと有吉さんが優勝を予想してたので注目してたのですがネタのチョイスをミスりましたよね。この人たちはいつもミスってる気はしますけど(笑)まず下ネタはね、減点されることを覚悟でやんないといけないのでやめたほうがいいですよね賞レースでは。ニューヨークは好きだし、テレビ向きだしもっと売れると思うんですけど、ネタの爆発力っていうのがちょっと足りないかなあって昔から思ってます。もっと嶋佐のクズっぽいのを全開にしたほうがいいんじゃないかなと思いますけど、実はそこまで悪い人間じゃないっていう可能性もあるからこれからどうなるかなって感じですね。個人的にはもう賞レースはでなくても充分かなって思いました。

4番手は見取り図

こちらは賞レースに勝たないとどうにもならなそうな二人なので頑張ってほしかったし実際一本目のネタはすごく良くて噛んだところ以外は言うこと無しでしたけどね。最後にドンキーコングのハンドスラップ(地面をバンバンって叩くやつ)とか今年スーパードンキーコングシリーズを全作3回ずつクリアした僕は完全にツボでした(笑)
ただ、最終決戦のネタの構成は去年と同じでちょっとがっかりしたなあと。2本目も新しい感じならもしかしたらと思ったんですけどね。あれは優勝できるネタではないんじゃないですかね。誰かが言ってましたけど「このネタは勝てるネタだけど勝ち切るネタではなかったね」っていう感じで。これから期待されるから来年から準決勝勝ち抜くの難しだろうなあって思いました。

5番手がおいでやすこが。

僕はお笑い好きなんですけどR1ってあんまり観ないんですよ。何回か観たときに一番ウケてたし個人的にも面白かった人が負けてから興味でなくて。エハラマサヒロとかAMEMIYAとかが勝てなかったときですね。で、実際R1獲っても話題にもならないし売れないじゃないですか。コンビの片割れが優勝みたいなのも多いし。だから今回もおいでやす小田もこがけんも知らなかったんです。
で、今年は2回戦からネタ動画が配信されてたのでほとんど全組観たんですけど一番笑ったのがおいでやすこがでした。
このネタでくれば間違いなく最終決戦まで残れる爆発力のあるネタだなと。そしたら決勝でネタをマイナーチェンジさせてきたからまたびっくりですよね。しかもちゃんと面白いし。予選のネタは中盤でちょっとおちつくところあったんですけど決勝はそこを変えてずっと盛り上がってましたね。まあなんていうかおいでやすのツッコミの魅力ですしょうけど。もう彼がなんて言っても面白くなってるんだもん。
最終決戦のネタもところどころブラッシュアップされてて前に見たときよりも面白くなってましたね。
まあでも優勝はしなくてよかったと思いますけど。最終的に1人でやりたいでしょうしね。間違いなく来年はおいでやす小田がブレイクするでしょうね。初期のカンニング竹山的な役割ですかね。

6番手はマヂカルラブリー。

ここはもう最初からずっと応援してるし、今回のファイナリストのメンバー見たときから爆発力はおいでやすこがとマヂカルラブリーで間違いないからもしかしたらって微かに期待してたんですけどまさか優勝するとはね。えみちゃん覚えてなくて良かったなっていう(笑)
1本目のネタ一番好きなやつでまた見たいな、でやったらまた酷評されんじゃないかなって思ってたんですけど最初の窓突き破るとこで全部持ってっちゃいましたね(笑)あとはもう何でも良かったっていう。個人的にはでっかい丸太を斜めに置いて終わりーじゃねえんだよ、のところが一番好きでしたけど。
まあおそらく前のおいでやすこがが歌ネタで空気をぶっ壊してくれたからマヂカルラブリーもすっと受け入れられたのかなっていう気はしますけど。これがオズワルドの後とかだったらだいぶ違った結果になってたと思いますし。やっぱ順番大事ですね。2本目は後で書きます。

7番目がそのオズワルド。

僕は個人的にすごく好きなコンビなんですけど、正直去年のスタイルのほうが好きですね。それこそ前の二組が騒がしかったから伊藤も強めに声張ったのかもしれないけど大きいツッコミは最後ぐらいまで取っておいたほうがメリハリつくかなあと。言葉のセンスは相変わらずですごくいいんですけどね、ザコ寿司とか。オズワルドらしさ、みたいなものがもう少し見たかった気がしますね、はい。まあ僕が勝手に作り上げたイメージなんでこれからもオズワルドがああいうスタイルをチョイスするならそれがオズワルドらしさになっていくんでしょうけど。

8番目はアキナ。

開始前の三連単予想で一番人気だったから今年のアキナはそんなにいいのか、って期待したんですけど完全にスベってましたね。なんていうか場違いな空気すらあったというか。2016年の決勝のネタとか見てもわかるとおり実力は言うことなしのコンビだけに見てて辛かったですね。最後の方ふたりとも心折れてましたもんね。また来年に期待したいですね。

9番目は錦鯉。

個人的な好みとしてこっち系のかたは好きじゃないんですよ。HiHiとか流れ星とかインディアンスとか。おじさんが大きな声でギャグ連発してスベりながら笑いとっていくみたいな。でも今年の雰囲気的に何度も言う爆発力っていうポイントではダークホースだなって思ってたのでこれ以上ウケるな、みたいな気持ちで見てたんですけど普通に面白かったですよね(笑)
有吉eeeeとかでやってた「キャラメルは〜」みたいなギャグも、あ、こういう使い方すれば面白いんだって感心させられちゃいましたよ(笑)最初くそつまんねえって思った「レーズンパンは〜」とか最後の方は待ってましたになったしね。
奈良漬けってクセ強いじゃないですか。子供の頃からすごい苦手だったんですけどある日食卓に並んでたからなんとなくご飯と一緒に食べたらめちゃくちゃおいしくてそれ以来奈良漬け単品でも好きになったっていう、それに似たような感覚でしたね(笑)まあ最終決戦には残らなくてよかったですけど(笑)

ラスト10組目はウエストランド。

これまた順番もあるけどラストってやっぱり大ドンデン返しを期待しちゃうからウエストランドのネタのスタイルでは弱かったですよね。あと井口さんがもっとみんなご存知ってぐらい卑屈キャラが定着してたり、去年のぺこぱの松蔭寺みたいに明らかに何か変なやつならもっとスムーズに入ってきてたんだろうけど、ウケてくるまでにちょっと時間かかっちゃいましたよね。あと井口さん紳士行動しなかったですね(笑)三四郎ANNリスナーだけが期待してたんですけどね。

ということで最終決戦で野田がネタの殆どを転がってて喋らないっていう大ギャンブルに勝ってマヂカルラブリーが優勝したわけですけども。なんというか漫才じゃないとか賛否両論あるんでしょうけど最終的に一番ウケた人が勝ったわけで。2017年に審査員から漫才として見るかどうかって言われてボコボコにされたのにそこから一切自分のスタイルを変えずに笑いの量を増やすことのみで優勝を勝ち取ったマヂカルラブリーは本当に見事でした。ファンとしてこんなに嬉しいことはないです。

過去を振り返って笑い飯、ジャルジャルみたいに笑いは一番取ってたけど負けた、みたいなのがあったので今年は笑いの量がそのまま順位に表れててしかも自分の好きなコンビが優勝してっていう個人的に非常に満足度の高い大会でした。もう後は来年金属バットが決勝に上がってくれたら言うことないです。

というわけで専門家でも芸人でもライターでもないただのコーヒー屋がいっちょまえに全ネタを講評して偉そうなこと言ってるので気分を害した人もいるかもしれませんけど知ったこっちゃありません(笑)個人の見解ですから。Youtuberみたいなタイトルで茶化してるので本気で読まないでくださいね(笑)
では今日はこのへんで。次は金曜日に通常回を書こうと思ってます。また週末に。

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