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起業家は「校正」に手を抜いてはいけません。

こう見えてもかれこれ50冊以上、本を書いてきていて、
商業出版の世界での知り合い、友人はそれなりにいます。
で、彼らから、結構な新刊が届きます。
読んで、宣伝してくれ!ってことなのでしょうね?
業界では「献本」と呼びます。

興味、関心の無いテーマの本は読まないんですが、

・金儲け
・恋愛
・ナンパ セックス
・半端な自己啓発
・テレアポ、飛び込みセールス系
とかは絶対に読みません。

で、それ以外は読んでみようとします。
もちろん良い本は紹介しますよ。

でもね、正直、誤字が多すぎる本が目立ちます。

意外に→以外に
企業→起業
使用→試用
ものによっては、一ページに一カ所くらい「誤字」があったりするんです。

酷いケースでは、
資料→飼料
とか、(宮崎の牛か!)

感激→観劇(歌舞伎座か!)
みたいなものもあります。

こうした、「いかにもありがちなミス」を目にした僕が感じる事は・・・・・

「あ、この著者と編集者、本を愛してないな!」
と言う事。

途中で捨てられても仕方ないと思ってるよね?です。
せっかく良い事を書いていても、台無し、元も子もないんですよ。

だって、考えてもみて下さい。
ケアレスミスが頻発すると言う事は、読者がイライラすると言うこと。

場合によっては、内容すら違って捉えられる可能性すらある。

それで平気だと言う事は、
「ちゃんと読んでくれなくてもいいよ!」
と言う意味でもあるんです。

著者と編集者が、共同で見せることが出来る唯一の誠意。
それが校正です。
だって、どう言い訳をしようと、絶対に「できる事」ですからね。
勿体なさすぎです。

ここ、手を抜くと、最低です。

しっかりと「構成」、あれ?
校正をしましょうね。


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