現状の段階で中国が米国に代わる世界の覇権国にはなれそうにない3つの理由

中国が米国に代わる超大国・世界を握る覇権国になるのではないかと言われて久しいが、習近平が自分のことを「永久皇帝」と名乗り始めてからその雲行きは急速に怪しくなってきている。

個人的には中国が現状米国を超える覇権国になることは難しい・究極的に言えば筆者が生きている間に実現することはないだろうと考えている。
米国と中国は単に経済の大きさだけでは決められない大きな要素が3点あると考えており、その3点が中国が覇権国になることができない理由として考えている。
この3点は独立して存在しているというよりは、それぞれが相互作用しているため、総合して考えるとやはり中国が現段階で米国を超える覇権国になるのは難しいと考えるという結論になる。
今回はその3点について解説していきたいと思う。
また中国が覇権国になれないことを考えれば、過度に中国株・香港株に期待して中長期投資して変な損失を被るということもなくなり、基本的にはこれだったらやはり中長期投資というのは米国株の方が向いていそうだなとなんとなくわかるヒントにもなると思う。

では解説していきたい。


①政治的安定性の継続


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