【積み上げ】4.心理学の歴史〜後編〜
今回の後編では、日本人の生み出した世界的療法 / 前編も含めた私の学習した感想を書いてます!
自分のタイプを知れる診断サイトも紹介しておりますので、自己理解を深めたい方はぜひお試しください!
■日本発!世界的に評価されている2つの療法
・森田療法
・内観療法
▼森田正馬(もりた まさたけ)が確立した「森田療法」
神経質者に対する療法で、神経薄弱と呼ばれていた患者の大部分が神経症(神経質)であることを明らかにするなどの功績を残した。
森田療法では、4つの期に分け、それぞれの段階での適切な行動を促す。
また、クライエント自らが心から「治りたい」という意志がないと治療の過程で脱落しやすいと唱えている。
▼吉本伊信(よしもと いしん)が確立した「内観療法」
浄土真宗への信仰が厚く、努力家でもあった吉本は、「身調べ」という厳しい修行(数日間の断水・断食・断眠)を4度目にて完遂させた。その経験から得た喜びを「世界中の人に伝えたい」と考えてできた療法である。
内観法は「集中内観」と「日常内観」の2つの段階に分けられる。
「集中内観」では1週間静かな部屋に引きこもり、カウンセラーとの面接を通して
①してもらったこと
②して返したこと
③迷惑をかけたこと
の3つの観点から自分と他者の関わりから「自分がどうであったか」を調べる。
その後、日常生活の中で一定時間自分を調べるのが「日常内観」
■心理学の歴史を学んだ感想
前編の話が中心なのでリンクを貼っておきます。
▼ロジャーズの考え方が一番しっくりきた
自分自身、「どんな人も、本来は成長する力を秘めている」という性善説的な価値観を持っているため、かなりしっくりきました。
コーチングの考え方にも通ずるものがあり、非常に勉強になりました。
▼ユングのタイプ論、私は「D.内向感情タイプ、穏やかと見せかけて実は感情豊かな人」でした
上記のような特徴があるようです。そして正直3つとも当てはまっているかなぁと思いますw
特に「本当は内面でいろいろ感じていて割と感受性が強いけど、人に理解されにくい」はもう本当にそうで、もうちょっと自己表現上手になりたいなぁと思いますね〜。。。
これは他の本で読んだ話ですが、「外向性 or 内向性」のどちらが強いかは赤ちゃんの時点である程度判断できるそうです。
◎かつて看護病棟で大きな音を立てた際に
・その音の方を向いた赤ちゃん→外向的
・逆にそっぽを向いた赤ちゃん→内向性
多くの赤ちゃんで上のような傾向が見れたとのことです。(面白かったのでつい書いてしましましたw)
ということでこちらのタイプ診断はこちら↓のサイト
でできるので、気になる方はぜひ試してみてください!
(無料です。5分ほどでできます)
▼細かい語句を覚えるのではなく、クライエントに本当に必要なことは何かを大切にする
今回は概要的な話を学ぶにとどめ、広く浅く心理学の歴史を学ぶことができました。ただ、油断していると、これから先、「知識だけ詰め込んで、頭でっかちになって、本当に大事なことが見えなくなりそうな印象」を受けたので、常にクライエントの立場に立って学習していきたいと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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