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#20 “ヤバい” BASSサウンドの人たち4選

こんばんは〜〜!!

ベーシストのぼやき回、更新です。

タイトル通り、筆者が"ヤバい"と思った音を出しているベーシスト及びアーティストを4人紹介させていただきます。

Instagramでリクエスト

先日、Instagramのストーリーズ機能にてこんなリクエストを募りました。

自分が書いている4つのマガジン、音楽/クラフトビール/料理/翻訳

どのカテゴリーも、満遍なくリクエストをいただきました。

今回はその中から、音楽、そしてメタル/パンク/ハードコア のバンドのベース音にフォーカスした記事を書きます。

なお、この話題の推薦者はOtusというバンドのベーシスト、Takashiくんです。

筆者は、彼の出す地獄のような、かつファットでハイファイなベースサウンドのファンです。

以前、こちらの記事でインタビューを受けた際、筆者のこともフックアップしてくれました。大感謝です。

"ヤバい音"とは

一口に"ヤバい"といっても、聴き手が10人いれば10通りの"ヤバさ”がありますよね。

"うわー完全に金属音だわ、キョンキョンいっちゃってる"

"マジでローエンドしか聞こえない、っていうかこれ聞こえてるのかな?とりあえず最高!”

この記事で取り上げるベース音及び"ヤバい"という価値観は、筆者が個人的に何かインパクトや魅力を感じたものとします。

統一性は特に考えず、個性のある音を出していると思ったベーシストを紹介します。

1.James Leach / SikTh

イギリスのプログレッシブ・メタルバンド"SikTh"のベーシストであるジェームズ。

楽曲によって4弦と5弦を駆使。

またフレーズによってピック、フィンガー、スラップなど奏法も切り替えます。

そして彼の素晴らしいのは何よりタッチの美しさと正確さ

"テクニックから出るいい音"は本当にずっと聴いていられます。

まずはスタジオ音源

ライブ音源

2.Jean-Michel Labadie / Gojira

Jeanは、フランスのテクニカル・メタルバンド "Gojira"のベーシストです。

写真の白いPJを低めの位置で構え、硬派かつタイトに弾きまくり暴れまくるステージングが非常にかっこいいです。

また、かれも非常に運指のタッチがきれいで、あれだけ激しいアクションをしてもブレないプレイは圧巻です。

そのプレイからか、特にハイゲインな派手なサウンドではないのに、楽曲にうねりを生み異様な存在感を放っています。

スタジオ音源

ライブ音源

3.David Ellefson / Megadeth

言うまでもない、アメリカン・メタル四天王のひとつであるMegadeth

そしてバンドのキャリアの大半でベースを弾いているエレフソン兄貴

バンド・アンサンブルに関して非常にうるさ・・・厳しい、ギター・ボーカルでありリーダーのムステイン大佐も、彼がバンドのほとんどの時代をベーシストの座として在籍していることを考えると、一目置かれた存在なのでしょう。

実際に彼のピッキングは非常に丁寧。そして左手の流麗なフィンガリング

右手と左手のコンビネーションの正確さが、エレフソン兄貴特有の芯のあるサウンドの要となっています。

兄貴による奏法解説動画


スタジオ音源

ライブ音源

Megadethに関しては、こちらのクラフトビール回でも触れています。

4. Kelen Capener / The Story So Far

プログレ系のベーシストに次いでの紹介だと意外かもしれませんが、

Kelenはポップ・パンクバンドThe Story So Farのベーシストです。

写真のミュージックマン・スティングレイや、近年ではリッケンバッカーも使用し、ヌケすぎないかつ楽曲のグルーブをキープし、バウンシーなこのバンドのノリを支えています。

そう、ヌケすぎずヌケなすぎずの絶妙な、暖かいサウンドすごくかっこいいんです!

スタジオ音源

ライブ音源

まとめ

いかがでしたでしょうか?

音楽やプレイスタイル的に一貫性があるわけではないですが、

4人とも共通しているのは非常にピッキングが丁寧であること。

そして、左手のノイズコントロールが正確であること。

ベースは歪ませると当然ではあるけどノイズが発生します。

それを左手右手のミュートや運指、リフやフレーズの中で必要でない音を鳴らさないことでベースの音はアンサンブルの中で全然聞こえが違います

それを体現しているのが彼らの音なのかな、と思います。

それでは、また次回の記事でお会いしましょう。

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