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コラム集2

171
コラム徒然
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2018年4月の記事一覧

火垂るの墓

野坂昭如の原作を読んでいて高畑勲の映画をみてわしが感じたのは、生きるって苛烈で時として大きな心の傷を負うこともあると思った。
高畑勲は反戦アニメとして製作したというより生きるって苛烈なことなんですよの題材として火垂るの墓を選んだだけのような気がする。
小学校の戦争教育で火垂るの墓を見せて、あまりの迫力に凄いものを見たと感じている子どもの中から力なく脱力の笑いを漏らすのをこれをみて泣くのが人間だろう

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女人禁制の本当の理由

相撲の土俵に女人禁制の理由をご存知か。酒造りとおんなじ理由のタブーでな。産穢、月穢と言うたのだよ。そういうの日本書紀にある相撲は土俵で取られた形跡がないので割と後付け権威ですねんで。時代の変化で変えてええものですわこれは。
女性は穢れというのは随分今の時代にそぐわない。土俵に女人禁制というのはいい加減やめた方がいい。相撲はだから男が威張るよすがであって、本当の男は威張ったりせぬ男である。土俵に女人

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