若者が動くと地域が動く
ふくしとぼうさい日記35日目。
日々の活動であったことから、思ったことを綴っています。
今日夜は、RUN伴+三浦半島金沢区学生実行委員会を開きました。
RUN伴は認知症になっても安心して暮らすことができる地域を目指して、認知症の啓発を兼ねながら、認知症のご本人やご家族を中心に、様々な施設等をつなぐタスキリレーの全国的な取り組みです。
2016年から逗子・葉山・横須賀・三浦でスタートした取り組み、以前のnoteにもまとめていますので、良かったら見てください。
走る理由|服部誠 #note https://note.com/makotohattori/n/n4ecb32405efd
横浜市金沢区がこの取り組みに入ったのは2019年からです。
2018年、学生委員会を作ったメンバーが、RUN伴+三浦半島に参加しました。
一番走った学生は、三浦半島一周、総合計78㎞を完全完走しました。
走った学生から「このとりくみを金沢区でもやってみたい」その声からはじまりました。
2019年、その学生を中心に学生委員会ができ、認知症啓発のたすきリレー実施に向け動きました。
コースを決め、どうやって依頼していくか、誰がどこのエリアの調整を担当するか、から始めました。
横浜市には、地域ケアプラザという地域の福祉活動拠点があり、人口3万人に1つある施設です。金沢区には9つのケアプラザがあり、そこをつなぐと地域をまんべんなく回ることができることから、すべてをつなぐコースを考え、依頼をし、調整をし、ほとんどが学生メンバーが行いました。
スケジュールに合わせて物品などの準備、前日までの確認と、初めてですがばっちり動いていきます。
地域の皆さんが、とても協力してくださり、1年目と思えないほど、うまくいきました。
学生がやっている、学生がお願いしに来た、そのことで地域が協力に動いた!と感じます。
学生が行う取り組みなので、金沢区役所さんや金沢区社会福祉協議会さんもサポートをしてくれたのも、大きな要因です。
いざ当日、快晴にめぐまれ、多くの方がランナーで参加し、多くの施設でたくさんの高齢の方も参加してくださりました。
けが人もなく、無事に次につなぐ横須賀にたすきをつなぐことができました。
この経験で、学生メンバーの皆は、大きく大きく成長したと感じています。
2020年は、新型コロナウイルス感染拡大のため、全国のRUN伴が中止となり、三浦半島自体も全面中止となりましたが、2021年度は開催予定との調整が来て、今日2021年度開催に向けて、学生委員会も始動となりました。
2021年、感染対策を講じて、従来よりも少人数での取り組みにせざるをえませんが、どうできるのか、学生のみんなが、認知症の方を中心にした取り組みをどう作るのか、今日のミーティングではプランの基礎を話し合いました。
これからどう展開していくのか、とても楽しみです。
若者が動くと地域が動きます。
きちんと地域とタッグを組んだ若者は、地域の宝です。
大切な様々な活動に若者の参加を、アイデアを、活力を!
そばでサポートしながら、若者の力、またレポートしたいと思います。
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