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令和5年逗子市議会第3回定例会終了

ふくしとぼうさい日記981日目。
日々の活動から、街の課題解決のチャレンジをしています。

9月6日から始まった令和5年逗子市議会第3回定例会が本日で終了しました。

本会議での審議、総務常任委員会での審議、今年初めて委員となった決算特別委員会での審議、一般質問、とてもタイトな定例会でした。

決算特別委員会では、3日間の集中審議で、令和4年度の主要な事業をすべて審議しました。
決算特別委員会で総括質疑の一部は
Q,市役所の全庁的な災害対応の危機管理研修が十分ではないのでは?
A,多くの職員が見れるようにWEB媒体での研修を検討したい。
Q災害時避難行動支援者登録が減少した。5年間で支援が必要な人の個別プランを立てる必要がある。福祉と防災セクションの連携はどうか。
A,今年度から関係部署と協議し、早急に対策を検討したい。
このような内容でした。

また、本日10時から一般質問を行い、4つの質問を行いました。

認知症の人にやさしい地域づくりについて
Q,認知症基本法が成立した。理解・社会参加機会促進、相談・情報提供の拡充、行方不明者対策強化などを図れないか。
A,認知症カフェなどの助成、認知症ケアパスの印刷配布、徘徊高齢者SOSネットワーク周知をはかり、認知症ご本人とご家族とともに作成する市町村計画のあり方を検討したい。

風水害時の対応について
Q,現在市の計画では、児童生徒が学校にいる時に風水害がひどくなった際にはレベル4が出ないと帰宅・引き取りをしないこととなっている。帰宅判断を早められないか。避難所となる体育館の猛暑の中の空調を整備できないか。
A,風水害時児童・生徒の早期帰宅を検討し、柔軟に判断をしたい。体育館は長寿命化対策で順次対応し、避難所は空調の入る教室も調整したい。

体験学習施設スマイルについて
Q,令和7年度からの指定管理に向け、多世代・学校に行かない選択肢をした子どもたちの利用や。逗子市施設予約システムの導入ができないか。
A,現在方針を検討中。予約システムについては指定管理項目の中に入れるよう検討をしたい。

医療情報提供について
Q,次世代医療基盤法に基づいた逗子市市民の医療情報の提供で、全国で2市しか提供していなく、110名の方が提供拒否し、市でも十分な活用がされていない。
A,いち事業でデータを活用しているものの十分な成果ができていない。今後の状況を見据え、費用対効果を検証したい。

このような内容でした。

今回の定例会で出されたのは、
・葉山町と逗子市との生ごみ資源化処理施設の整備運営に関する事務委託に係る協議
・逗子市立体育館の指定管理者の指定
・逗子市災害派遣手当等の支給に関する条例の一部改正
・令和5年土逗子市一般会計・後期高齢者医療及び介護保険兼事業特別会計補正予算
・令和4年度逗子市一般会計歳入歳出決算及び他4事業会計決算の認定
・フェスティバルパーク整備に関する決議
など報告・陳情を含む計37の議案が上程されました。
報告7件を除く23の議案が可決、7つの議案(陳情)が不了承となりました。
はっとりは、議決した23の議案について妥当だと判断し、賛成いたしました。

本日で9月の議会は終了し、12月の本会議に向けて、明日から調査・研究活動に入ります。
24の市民活動、様々な相談とあわせ、地域課題の解決のため、日々コツコツと活動をしていきます。

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