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市民の足を考える その1

ふくしとぼうさい日記988日目。
日々の活動から、街の課題解決のチャレンジをしています。

高齢化がますます進む中、車の免許を返納する方も増え、公共交通がますます重要になってきます。

その中で、バス停まで行くことがしんどくなったり、買い物した後バス停から荷物を持って帰ることが難しいという声が地域から出ています。

新たな何かができないかと、各市町村で実証試験がされています。

そのような背景で、新しい公共交通の実証試験をされている千葉県千葉市若葉区桜木地区に視察に行ってきました。

グリーンスローモビリティという電動の車で、住民の方が運転手となり、道が細くてバスが入らないエリアを定期循環する活動を、4月から実証試験をされています。

千葉市と地域の複数の自治会などで実行委員会を組織し、13名のボランティア運転手により、週3回午前午後と、運行されています。

千葉市役所の方々、活動をされている住民の方々から、たくさんお話を聞き、実際に乗車もさせていただきました。

スピードは最大時速20㎞で、早くなく遅くなくちょうど良いスピードでした。

運転手入れて7人のりで、1日の平均の利用者数は約10名とのことでした。
スーパーやコンビニエンスストアなどが停留所になっており、買い物のご利用が一番多いとのことです。

たまたま一緒に乗車されたお客様は、行きはスーパーまで歩いたけど、買ったあと重くて利用したと、ご自宅の前で下車され、活用の有効性を拝見いたしました。

公共交通のバスも深刻な運転手不足です。

これからの更なる高齢化社会にむけて、地域でできることを、考える一歩となりました。

ご協力いただきました皆様、誠にありがとうございました。

私にできることを、考えてみたいと思います。

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