思い出す原点
ふくしとぼうさい日記137日目
日々の活動であったことから、思ったことを綴っています。
RUN伴+(らんともプラス)三浦半島という、認知症を多くの人に知ってもらうためのタスキリレーの地元開催を2015年から仲間と行っています。
今日夜は2021年の逗子市での取り組みについて、検討チームで打合せをしました。
昨年できなかった分、もちろん各種気を付けながらになると思いますが、色々な人に参加してもらえるように、新しいアイデアも出て、今から楽しみになっています。
逗子でのRUN伴の初年度2016年は、とても思い入れがあります。
初開催の数カ月前にそれぞれのエリアから1名ずつ計4名が集められて、実施をしてみようと、急ピッチで調整を行いました。
三浦市からタスキリレーをスタートし、相模湾沿いに横須賀、葉山と北上をしてきて、逗子でつなぎ、鎌倉にバトンタッチをするコースです。
素晴らしい仲間と一緒に急ピッチでの試行錯誤でしたが、逗子では市内4つの福祉施設にご協力をいただき、タスキをつなぎました。
逗子のメインのランナーは、逗子の若年性認知症当事者の近藤英男さんと、鎌倉の当事者の川名賢治さん。
近藤さんが三浦半島の三浦からつないできたタスキの最終ランナーとして約2㎞を走られました。
そして川名さんに鎌倉でつなぎゴールとなりました。このお二人にとても感動した記憶があります。
RUN伴を行うのは大変ですが、続けてきたのは、初年度のこのお二人の走る姿と感動があったからと思っています。
久しぶりに原点を思い出しました。
一番は当事者の方々やご家族の方々が、楽しく参加してくださることだと思っています。
そして一緒に楽しむことで、その方々を中心とした知り合いだらけの街になる、それがRUN伴の取組みだと思います。
今年の逗子のRUN伴はどんな取り組みになるでしょうか。
今から楽しみです。
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