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フードバンクを支援しよう その1

ふくしとぼうさい日記825日目。
日々の活動から、町の課題解決のチャレンジをしています。

今日は午前中に横浜市金沢区にあるフードバンクかながわに行ってきました。

かながわ学生ボランティア連合で、3月に学生たちが集めたお米約150㎏といただいた食料をお渡ししてきました。

忙しくなかなかお持ちできなかったのですが、やっと行けてよかったです。

食べられるのに食べないで捨ててしまう「食品ロス」は、日本全体で年間522万トンとされています。国民一人あたり、年間約41㎏となり、相当量が食べられないまま捨てられています。
神奈川県内の家庭から出される食品ロスを燃やす費用は、年間84億8600万円。
温室効果ガス排出量は、約51,400トンとされています。
食べられるのに捨てられて環境負荷になっている、それが食品ロスです。

そしてフードバンクは文字通り食料を補完する銀行のようなものです。
様々な地域にありますが、ここに使用されなかった食品が多く集まり、生活に困っている方などにその食料が活用されます。

かながわ学生ボランティア連合は、2021年5月に発足し、新型コロナウイルス感染拡大の影響で生活に困り学業が継続できない学生が身近にいることを知り、同7月から生活に困っている学生にフードバンクから食料をいただき、食料を送る活動を学生が行ってきました。私は顧問としてサポートをしています。
また食品ロスを免れた食料を、一人暮らし学生に配布する食料配布会も随時行っており、多くの一人暮らしの学生に、食料をお渡しし、大変喜ばれています。

食品ロスを免れた食料を送付するだけではなく、フードバンクでの食料とくにお米が不足となり、お米のご寄付を集める活動「お米一合運動」を昨年2月から毎月開催し、今までに1200㎏、1.2トンのお米のご寄付を集め、フードバンクに寄付をしてきました。
またそのお米で、学生の食糧支援や、逗子市の子ども食堂の支援も行っています。

今日お伺いしたフードバンクかながわでは、支援先が多くなり主食のお米が足りなく、今月だけで4トンを購入し、支援を行っているとのことです。

現在もなお、毎日多くの食料が捨てられて、燃やされています。
一方、現在は物価高騰の影響で、私たちがサポートしている学生だけではなく、多くの方が生活に困っている現状があります。
捨てられる食料について、今一度しっかり考えないといけません。

そして大変な現状にあるフードバンクを地域で支える仕組みを作りたい。
生活に困っている様々な方を、しっかりサポートする社会を作りたい。
私達ができる提案は、具体的な活動があって初めて実のあるものとなります。
持続可能な社会の仕組みを、これからも作っていくための、多くの皆さん、学生の皆と一緒に日々の活動を続けていきます。

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