身も心もあたたかいお焚き上げ
ふくしとぼうさい日記360日目。
日々の活動であったことから、思ったことを綴っています。
ふくしとぼうさい活動のnote1年の更新目標まであと5日となりました。
今日は午後から、逗子市桜山5丁目番合谷戸にある熊野神社のお焚き上げにちょっとお手伝いに行ってきました。
番合谷戸の皆さんは、前職に入った21年前からずっとご一緒させていただいており、今でも毎週水曜日に逗子市福祉会館前でラジオ体操をしたり、活動にご一緒したりしています。
このお焚き上げは、私も大好きな催しの一つで、地域の皆さんにより毎年16日に行われており、ご近所の方々がお持ちになるお正月飾りやお札などが焚き上げされます。
例年は地域の人達が集まる場として、火でおだんごを焼いていただいたり、焼きみかん・焼き芋を作って食べたり、社務所でお汁粉を作ってふるまわれたりなど、大人も子どもも楽しみにしている、地域の行事です。
昨年と今年は、人を呼ばずにお焚き上げのみを行っています。
今日も午後からと伺っていたので、自分のお正月飾りをもちながら、ちょっとお手伝いにいってきました。
桜山5丁目の熊野神社はあまり知られていませんが、地域の方々にとって大切な氏神様です。
通路も鳥居も地域の方が手を入れて、きれいに維持されています。
到着すると、準備が進んでいました。
あわててお手伝いして、集まっている正月飾り等を見ると、過去よりも1/3か1/4ぐらいの少なさと感じました。
火入れをして、周りに燃え広がらないように周辺には水をまきながら、どんどん燃やし始めます。
久しぶりに火と向かう時間。いいものですね。
身体がどんどんあたたかくなりました。
途中でご近所さんが数人来て、燃やすものを置いて行かれて少しお話をします。
途中でみかんをいただきながら、火を見ていきます。
毎日忙しく張りつめていた心が、ふっと軽くなり、あたたかくなりました。
約40分でほとんどの焚き上げが終了しました。
火のそばで、ご近所さんとたくさんお話をしました。
「寂しいけど、つなげていくことが大切だよね。1年でもとぎれちゃうとさ、なくなっちゃうからさ」と、少し寂し気にお話をされていました。
ある程度燃え終わった後に、子ども達も来てみんなで残り火で団子を焼く楽しみ。
寒い中で、火にあたりながら、あたたかいお汁粉をすする楽しみ。
老若男女問わず、みんなが笑い合う楽しみ。
そんな楽しみがやむなくなくなってしまったお焚き上げでしたが、「来年はもとのように笑ってできるといいですね」と皆さんとお話しました。
大好きな番合谷戸のお焚き上げ。
地域の愛があふれているお焚き上げです。
またもとのように、皆さんと笑い合えるようになれたらいいな。
心より思います。
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