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【続報】Airbnbの熊本地震被災者向け無償宿泊地提供の裏側がすごかった。

さっき、ノートに書いたようにAirbnbが熊本地震被災者向けに宿泊地の無償提供を実施してます。

これ、最初はAirbnbが全部肩代わりするのかと思っていたんですね。でも、Airbnbのページをよくよく読んでいたら、

災害が発生すると、Airbnbでは被災地を対象に緊急支援活動のツールを有効にします。このツールが有効になると、次のような緊急対応システムに切り替わります。Airbnbは被災地のホストに自動メールを送って、援助が可能かどうかを打診します。既存ホストと空き部屋のある現地住民は、サイトを通して被災者にお部屋を無料で貸し出すことができます。被災地では、Airbnbの全予約が手数料無料に。手数料免除になってもホストは全員、Airbnbの24時間365日のカスタマーサポート、信頼&安全ツール、ホスト保証を通常どおり受けることができます。当社のネットワークを通し、緊急支援活動の情報を全メンバーに配信します。

との記載が。つまり、Airbnbが被災地区の中で無償で貸しでしていいよという人を募ってリストにしているのですね。つまり、無料はホストさんのご厚意。

どうやらこちらの制度、2012年10月にハリケーンサンディがアメリカ東海岸沿岸部一帯を襲った際に、家を失って行き先を失くした大勢の人を見かねたあるホストからのアイデアで生まれた施策のよう。

Airbnbのwebサイトより

こうした活動を見たAirbnbは2013年より制度として整備しスタートしたとのこと。

なお、Airbnbは災害における準備として、
緊急災害時に被災者・救援スタッフの自宅受け入れを約束できるAirbnbホストを予め特定し、いざ災害が起こったときに受け入れを有効にします。
緊急災害時に被災者・救援スタッフの自宅受け入れを約束できるAirbnbホストを予め特定し、いざ災害が起こったときに受け入れを有効にします。
緊急時の避難や災害への備えをまとめた防災ガイドをAirbnbホストに配って、街一番準備のいい人にすること。
コミュニティで避難訓練を行い、Airbnbホストを地元エリアのベテランリーダーに育成すること。

ということをやっているとのこと。災害大国日本ではかなり必要な機能な気がする。こんなことまでやってるんだー!すごい!!

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