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さこう
2024年6月9日 07:32
薩摩焼には大きく分けて雑器系の黒薩摩と技巧美術品系の白薩摩がある、というのが一般的な解説なんですが、現代の陶工さん達は伝統の中にも様々な工夫を凝らして作品を作り上げています。貫入の入った乳白色の地にシンプルな蜻蛉の模様、まさに生活の器です。多分飯碗だと思いますが、茶器に代用させていただきます。しかし口が広がっているので立てるには工夫がいります。笑横にある甘納豆は先日ご近所のスーパーさん
2024年5月18日 13:28
薩摩焼きは大きく分けて上流階級や輸出用に作られた白薩摩と庶民の雑器である黒薩摩があります。白と言っても真っ白ではなく、黄色を帯びた色で、その上に透明釉がかかり、冷めるときに細かなひびが入りその上から金や赤をふんだんに使った細かな絵が施された錦手と呼ばれる物で、更に技を凝らした透かし彫りなどもありますが、庶民が買える物ではありません。写真は荒木陶窯の飯椀です。荒木陶窯の先代は名工と呼ばれた方で