見出し画像

シニアスマホにiPhoneはやっぱり厳しかったか・・・頑張ればぁば

先月、86才の義母にはじめてのスマートフォンをプレゼントしたことを書きました。

シニア向け専用フォンという選択肢もあったのですが、我が家はiijmio回線で統一していることもあり、iPhone SEでよく使うアプリ・機能をショートカットでタップするだけで使えるようにしよう、ということにしました。

5月のGWに相方と長男が帰省して使い方を教えてくるという大任を終え、しばらくはLINE通話やLINEメッセージのやり取りがはかどっていました。

義母も新しいガジェットが嬉しいらしく、難しいわぁといいながらも毎朝LINEで「おはよう」メッセージなど送ってきて、文字変換の誤字もだんだんと減ってきていました。

ところが、一昨日の夕方、
「朝、LINE送ったけど届いているか?」
と電話がかかってきました。

「いや、来てないよ。そういえば、こちらから送ったLINEも既読がつかないからおかしいなと思っていたんだけど」

そして、電話越しのリモートでどんな状態か調べようと思うのですが、
いかんせん最低限の操作しか教えて来なかったらしく、
「コントロールパネルを」とか、
「電波のアンテナ立ってるか」とか
全く分からないので、状態を見てもらうのも一苦労ですし、
今どんな状態になっているのかを伝えてもらうのも大変です。
(画面を見ながら、今の状態を伝えるボキャブラリーがない!)

そして、リモートのこちら側でなんとか原因として推測したのが、
「何かの拍子で画面を下からスワイプしてコントロールパネルを出してしまい、モバイル通信をオフってしまった」
というものでした。

その仮説をもとに、もう一度コントロールパネルを出してもらおうと電話越しのリモートで説明するのですが、なかなか伝わりません。

「一番下のいつも押さえる丸いところに親指を置いて、そのままそっと画面を上になぞってみて」

色々伝えてやってもらおうとするのですが、どうも上手くいかない。
そもそも、今どの画面なのかが分からない。

「ホーム画面?今、画面真っ黒だわ」
「あ、ひょっとして電源切ってる?右のスイッチ長押しして電源いれて」
「電源いれていいのか?」
「だって、電源入れないと何もできないよ」
そんな状態。

うーん、手詰まり。
高速で車を飛ばせば3時間半くらいで行けるが、これが40代だったら土日で行ってくるわ、って言えるが流石に厳しい。

ちょうど、さっき電話がかかってきた。
曰く、
「首からぶら下げて散歩行ってきたら直るかと思ったけど変わらんわ」
「・・・・・・」

やはりシニアのはじめてのスマホが、物理スイッチなしで画面をタッチしたりなぞったりというのは厳しかったのか・・・

ご近所さんのお嫁さんがどうやらiPhoneらしいという情報をつかんだらしく、
「平日は仕事みたいだから、土曜日にでも行ってくるわ」
先の長い話だけど、そのお嫁さんにお願いするしかないか。

頑張れ、ばぁば!

<了>

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?