最近のAmazon Kindle Unlimitedの充実よ!ええんちゃう
Amazonには定額で本が読み放題になる「Kindle Unlimited」というサービスがある。
読み放題サービスの費用は月額980円。
Kindle専用端末がなくても、スマホやタブレットのKindleアプリ経由で読むことができる(ブラウザ版もある)。
さて、月額980円、これを高いとみるか安いとみるか。
Kindle Unlimitedサービス開始当初2016年、物珍しさに1度加入したことがあるが、実はその時は数ヶ月で解約している。
当時の読み放題カタログには碌な本がない読みたい本がなかったからだ。
「まぁ、そんなもんだろうな」
正直、がっかりした。
Kindle Unlimitedというネーミングだが、全然アンリミテッドではない。AmazonサイトのKindleストアで本のサムネイルにこういうラベルがある本が読み放題サービス対象なのだが、
このラインナップがなんだかなぁというものだった。
その後、NTT docomoのdマガジンに加入した。
docomo回線ユーザでなくても加入出来たことと、当時の読み放題サービスではiPadアプリの使いやすさなど含めて良さそうだったから。
そして、月額費用が安い。(現在、税込440円)
これで雑誌限定だけど、結構メジャーどころの雑誌はあるのでお得だった。
週刊誌を1-2冊、月刊誌も1-2冊も読んだらもうもとが取れる。
そして、スクショも取れるので、気に入った記事はスクショして別途保存しておくことができるのもよかった。
しかし、出版社自体がサブスクをはじめるような動きのせいか、カタログから外れる雑誌が増えてきたり、
紙の雑誌との差別化をして、肝心のスクープ記事はdマガジンでは読めなくなったり、
どうなのかなぁ、と思うようになった。
もう解約してしまったけど、ヤフオクで機材を売ったり、買ったりするこが多かったので、前はYahoo!プレミアム会員になっていて、
Yahoo!プレミアムの読み放題サービスというのが月額費用に含まれていたので、少し浮気してみたが、dマガジンと比べてもカタログが少なかったので、こちらはすぐに止めてしまった。
(その後、ヤフオクも使わなくなっていたのでYahoo!プレミアムも解約した)
その後、毎月iPad版アプリ版サブスクで購読していたサウンドアンドレコーディングマガジン(以下、サンレコ)が2020年8月でサービスを止めるという発表をした。
別途新しく有料会員サービスでPDF版の読み放題をすることになったからだそうだ。
当然、そちらに移行してみたが、PDF版は雑誌紙面をスキャンしているだけなので、まぁ字が小さくて読みにくい。
これまでのiPadアプリ版と比べてもなんだかなぁという感じで費用対効果が望めないので、すぐに解約した。
さて、どうするか?
と考えて再浮上したのが、Kindle Unlimitedだ。
当時から4年経っていたし、そろそろカタログも充実しているかもしれない。
なんと言ってもサンレコもUnlimited対象になっている。
これだけでも月額980円は無駄ではない。
そして、dマガジンを解約してKindle Unlimitedに再び加入した。
2020年9月
まぁ2016年当時からはそれなりにカタログは増えているが、まぁこんなものかというくらい。
お目当てのサンレコは読めるし、いくつか雑誌も読めるのでまぁ続けてもいいかと思って続けていた。
そして現在2023年1月
読み放題で借りられる本が20冊に増えている。
(以前は10冊だった)
そして、なんといっても読み放題unlimied対象の本がものすごく増えている。
普通にこれは買ってもいいよな、という本や雑誌にもUnlimitedラベルが付いている。
売れっ子作家の本も対象になっているタイトルが結構ある。
朝井リョウや有栖川有栖、森見 登美彦のタイトルもある。
エラリー・クイーンだって、アガサ・クリスティだって読み放題だ。
文芸誌・小説誌は毎月買っているととにかくかさばるのでKindleになって欲しいなぁと常々思っていたら、「小説現代」はKindle版、しかもリフロー版(キャプチャした画像ファイルではなく、画面サイズに合わせてテキスト表示が変わる)なので、読みやすい。
(文藝もKindle版があるが、これは画像なので論外)
しかし、これはUnlimited対象ではない、残念。
ところが、「別冊文藝春秋」は紙の雑誌がなくなったが、Unlimited対象になって読み放題だ。
サブカル関連だと「フリースタイル」もUnlimitedで読める。
「ダ・ヴィンチ」だって読める。「Casa」も読める。
音楽関連雑誌だと、サンレコ以外にも「ギター・マガジン」も読める。
リットーミュージックから出ている専門書も沢山ある。
僕はあまり熱心なマンガ読者ではないが、これは読んでおこうというコミックはたまに紙で買ったり、Kindleで買ったりしている。
しかしUnlimited対象になっているシリーズも多いのだ。
最近だと、noteでも以前紹介したコミックシリーズはKindle Unlimited
で読んだ。
「Dr.コトー診療所」や「ザ・ワールド・イズ・マイン(新井英樹)」などだ。
新井英樹さんのコミックは、「キーチ」もUnlimitedで読んだ。
さっき見たら「愛しのアイリーン」や「シュガー」も「宮本から君へ」もUnlimited対象になっていた。大丈夫なのか!?いいのか!?
いつか読もう。
ま、とにかく気がついたら、ものすごい勢いでKindle Unlimitedのカタログが充実しているのだ。
紙の本として持っておきたい本も沢山あるが、読み飛ばしてしまいたいものはKindleなどの電子書籍が楽だし、便利だ。
元々が棚にある訳でもないので、Unlimitedで借りて読めるのであればそれに越したことはない。
はじめて読む作家も最初はKindleで読んで、お気に入りになったら紙の本を買うのもいいかもしれない。
本をよく読まれる方は一度騙されたと思って、Kindle Unlimitedもチェックしてみてください。
これなら月額980円は安い、となるかもしれません。
<了>
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