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屋形船に乗ってみたら、個室の居酒屋と変わらなかったで

契約社員として働いている会社の宴会で屋形船に乗って来ました。

四半期MTGのため海外からパートナーが来日しているので、接待と社内エンジニアチームの慰労を兼ねた集まりでした。

28名の貸切プラン。

品川駅から少し離れたところに屋形船を出している船宿(ていうのかな?)がいくつもあるらしく、僕らが乗ったのが「品川 大江戸」というお店(?)の船です。

品川からレインボーブリッジ、お台場海浜公園、永代橋から東京スカイツリーの近くまで、
とにかくあんまりルートがよく分からなかった訳ですが。

とりあえず2時間半のプランということで、東京湾を周回するわけです。

乗船したのは18:15なので20:45まで。
長いなぁ、と嫌な予感をしつつ船着場から乗り込みます。

入り口で靴を脱いで、一応畳の座敷になっている船内に上がります。
中はテーブルなので、座布団で地べたに座るよりはマシかと思いつつ着席。

6人掛けのテーブルが5台(28名なので)。
すでにテーブルには料理がセットされています。
刺身盛り合わせ、茶碗蒸し、酢の物、蛸の煮付け、お漬物とあともう一品。
そして、ドリンク飲み放題。
食事はあとは揚げたての天ぷらが次々と運ばれて来ます。
最後はフルーツと炊き込みご飯。
汁物こそありませんでしたが、料理はかなりしっかりとありました。
特に天ぷらがこれでもか!とばかり追加されました。

途中、何度か5分〜10分停船して屋上の展望デッキに上がって夜景を見れるように演出されます。
写真タイムです。
また、途中途中で、船から見える観光スポットの案内もあります。

とまぁ、観光としてはなかなか気の利いた演出で、これは会社の宴会プランやインバウンド観光客にはもってこいだなと思いました。

さて、今宵は最初の1時間くらいはそれぞれ海外パートナと旧知のメンバー同士は旧交を温め、新顔メンバーは挨拶を兼ねながら各テーブルで大人しく食事を進めていたのです。

しかし、お腹も膨らみ、お酒もかなり入ってきた辺りから、もはや単なる宴会。
カラオケも始まって、下戸の自分には我慢の時間帯になってきました。

あと、1時間半か。。。長い。
基本的に航行中は屋上に上がることはNGですし、
(船が結構揺れるので、デッキからの転落防止)
仮に屋上に行けたとしても、今日はかなり冷え込んだ日でしたので、シャツと上着だけでは2-3分以上いたら風邪引きそうです。

やはり水上の船内はつまりは密室なので、逃げる場所がありません。

僕も知らない人が多い集まりだったので、あまり酔ってなさそうな人を捕まえて時間稼ぎをします。

そして、なんだかこのペースにも慣れて来た頃、
「まもなく到着しますのでお開きにします!」
という幹事担当の声が聞こえてきました。

降りたのは乗船したところと同じ船着場(そりゃそうか)。
品川駅まで迎えのバスに乗って解散しました。

はじめての屋形船、一度は経験しておいても良かったですが、
同じ貸切プランならば、会社の集まりよりもっと気楽な友人同士の集まりや同窓会で利用するにはいいかな、なんて思いました。
あと、オープンのツアーとかで知らないグループの人たちと乗船するのも結構キツイかも、というのが正直なところ。

そして下戸の自分には
「逃げ場のない個室の居酒屋」
と変わらなかったなぁ、なんて。
身も蓋もない!笑

それでは!

水上からの珍しい東京スカイツリーのショット

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