この夏、ラストに向けて観たい映画〜『サユリ』
ホラー映画は苦手です。
いい年して、ホラー映画が怖いだなんて、チャンチャラおかしいわいって自分でも思うけれど。
だけど、実際怖いからな。
夜中、トイレに行けなくなる。
だけどあれだよ、「怖がる」ってのは心がまだ若いってことなんだよ。
なんて、自分に言い訳しておりますが。
さて、お盆を過ぎれば夏も終わり。
日に日に朝晩も涼しくなってくるはず。
なんですが、さもあらず。
相変わらず日中の太陽はギラギラ、肌を焼く直射日光に耐え、
ここは天然のサウナ風呂か?こんな熱いだけじゃ整わねーぞ。
と言いたくなるような不快指数100%オンリーの湿度。
こうなったら肝から冷やさないと、ということでこの夏ラストに向けて観たい映画は『サユリ』です。
世界最恐傑作ホラーと言われた漫画の映画化。
そして、監督の白石晃士って、この人も怖いもんばっかり撮ってる人じゃん!
予告編も怖い怖い怖い。
家に取り憑く悪霊系なのかな?
だったら尚更トイレ行けなくなるやん!
しかしこの映画、怖いだけのホラー映画とはちょっと違うみたい。
新居の一軒家に越してきた家族が一人づつ不審な死を遂げる。
これは悪霊の仕業なのか?
というところまでは、恐ろしいホラー映画だけど、
2人生き残った息子と祖母。
根岸季衣演じるこの祖母が、それまで痴呆が入っていたようなのに、この惨劇に刺激されたのか突如として覚醒。
どうやら悪霊相手に復讐劇をするようなのです。
予告編後半が、まさにその感じ。
映画ジャンルも反転して、サバイバルアクションスプラッターみたくなるのか。
なんだか激熱展開ていう噂も聞こえてくるし。
うん、これなら観れるか。
いや、むしろ怖い悪霊への復讐劇を堪能できるとしたら、それは生者の勝利なわけで、怖い気持ちも吹っ飛ぶんではないか。
あ、激熱になったら肝まで冷えるはずが逆効果なのか?
いや、そんなことはお構いなしだ。
ばあちゃんの覚醒バトルをこの目にしっかり焼き付けに行きたいぞ。
ということで、この夏ラストに向けて観たい映画はホラー映画は苦手ですが、最恐ホラーと名高い『サユリ』に決定!
<了>
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