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MacbookのOSを恐る恐るバージョンアップしてみた

Macを使っているとOSのバージョンアップ問題には頭を悩まされます。

WIndowsと異なり、MacOSのバージョンアップは毎年やってきます。

無料でバージョンアップ出来るのはいいことなんですが、
古いバージョンで動いていたアプリケーションの互換性の問題などがあるので、
「もういいからしばらく止めてくれ〜」
と言いたくなることもあります。

Macを仕事でバリバリ使っている人、特に音楽関係とかクリエイターの人たちの中には、
「動かなくなったら困るから基本的にバージョンアップしない」
というような話もよく聞きます。

ところが、OSアップデートには新機能以外にも、
古いOSだとセキュリティアップデートの更新がなくなる
という問題もあるため、

「このMacはネットワークには繋がないでスタンドアロン運用です!」

みたいな話も録音スタジオ常設のMacではよくあるようで。

それくらい、昔はアプリの互換性には課題があったようなんですが、
実際、DAW(Digital Audio Workstation=音楽制作用の専用ソフトウェア全般の呼称)やソフトシンセなどのプラグインの開発メーカーでは、最新OS対応状況というものをWebサイトで公開していて、
最新OSリリース後しばらくは、「未対応・検証中」などになっていることも多いです。

なので、バリバリ仕事で使っていない人でも、よほど最新OSで使いたい機能がない限りはすぐにはバージョンアップをしないで様子を見るのが一般的なMacユーザみたいなところもあるようです。

現在、僕はMacbookを2台所有していて、
1台はMacbook Pro 16インチ(2019)で、ableton Liveをはじめ音楽制作用のソフトを動かしているいわば本番用のマシンです。
なので、このマシンは極力OSバージョンアップをしないようにしています。

購入時はCatalinaがプリインストールされていて、
2020年リリースのBig Surはパスして、2021年リリースのMontereyへ
2023年に入ってからアップデートしました。
それでも2世代前のOSになってしまっています。
やっぱりペース速いですね。

もう1台はM1 Macbook Air 13インチ(2020)で、2021年の正月に購入しています。
それまで使っていたMacbook Air (2013)がさすがにバッテリーが劣化してきたり、色々不具合が出てきたので入れ替えたマシンです。
こちらは経理業務などの日常業務全般と普段使いでリビングで使っていて、
あと、DAWの最新バージョンのテスト機としても使っているため、
新しいOSが落ち着いてきた頃に最新へアップデートするようにしていて、
1つ前のVenturaが動いていました。

ということは、流れ的にはM1 Macbook Air 13がそろそろSonomaへアップデートする時期です。
MacOS最新のSonomaもリリースから半年近く経って、主要なソフトウェアは対応した様子でしたし、メインのDAWであるableton Live 最新バージョン12がリリースされたので、もちろんSonomaも問題なく対応しているということも後押しになりました。

これから4月、5月と仕事の方も多忙になりそうで、このタイミングを逃すとしばらくアップデートはお預けになるだろうと決断しました。

VenturaからSonomaへ。
アップデート前には、お約束のTimeMachineでバックアップをしっかり取っておくことを忘れないようにします。
そして、今回は上書きインストールでアップデートすることにしました。

個人的な印象ですが、Big Sur以降のMacOSのアップデートは、リリース直後はさすがにリスク大きいですが、数ヶ月経ってからだと比較的すんなりとアップデート出来るように思います。

なので、今回もあまり心配せずにSonomaをインストールしたところ、1時間もかからずにあっけなく終了しました。
めちゃ簡単。
昔のように内蔵ディスクがHDDではなくSSDだというのもアップデートが速い一因かもしれません。

一通りいつも使うアプリを動かしてみて、問題ないことを確認して完了。

そして、これまでのアップデートだとあまり見た感じは変わらないものが多かったのですが、Sonomaはちょっと感じが違います。
スクリーンセーバーが動画になっていてちょっと驚いたり(いかにもMacらしい)、
ステージマネージャにより(実はこれってVenturaの新機能だったんですね)画面共有の時のリモート画面との行き来がやりやすくなっていたり。
Sonomaの新機能とかよくわかっていない(Venturaの新機能もわかっていない)ので、改めてYoutubeで動画とか見て勉強した方がよさそうです。

さて、このままでも良かったのですが、Sonomaへのアップデートがあまりに簡単だったのと、2台のマシンのOSを出来るだけ近づけておきたかったので(iPad連携とか色々操作性が違うのも嫌だなぁと)、
Macbook Pro 16インチもMontereyからVenturaへアップデートすることにしました。

こちらもTimeMachineでバックアップした後、上書きインストールでアップデートします。
こちらもいとも簡単にアップデート完了。

ということで、恐る恐る取り掛かった2台のMacbookのOSアップデート作業は週末にサクッと完了しました。
本当に最近のAppleの仕事にはちょっと驚かされます。
いや、本来はOSアップデートなんてそうあってしかるべきなんですが。

それでは!

<了>

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