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ディープステートがアメリカや日本を始めとした社会を裏から支配し、操っているという見方は、私は2021年5月に船瀬俊介氏の『テレビは見るな!新聞は取るな!』を読んで知ったのではないかと思う。

そこには明治天皇すり替え説を裏付けるフルベッキ群像写真があった。明治維新後の近代日本社会が全部欺瞞に満ち溢れていることを知った。

2021年6月、私は副島隆彦氏の『世界覇権の大きな真実 ロスチャイルド』などを読み込み、2022年12月に『ディープステート』(馬渕睦夫著)を読み、2023年5月には『最後の強敵 日本を撃て』(ヤコブモルガン著)シリーズを読み、ディープステートの概要を覚えた(後者は一般的に言われている「陰謀論」の概括なのであり、信憑性はつまびらかでないが、土台の素養として利用できるものである)。自民党西田昌司議員の勧めで『日本人に謝りたい』(モルデカイ・モーゼ著)も読んだ。

その後コロナ禍の関係でたくさんの論人が反グローバリズムになって台頭してきた。私はコロナワクチンなど最初から打っていない。反ワクチンである。武漢ウイルスで騒ぎ始めた時から、マスコミがわざとらしい何かを始めたと知っている。ディープステートを知る前から、私はこの社会を信じていない。NHK然り、国民年金然りである。

最近台頭してきた反グローバリズムのYoutuberたち、そのもっとも目覚ましいのは立憲民主党原口一博議員であるが、彼の周りの関係、反ワクチン関係の井上正康名誉教授の周辺、チャンネル桜、つばさの党等、これらの面子なのであるが、この国のエリートの中にこういった勢力が現れたのは好ましいことだと思う。

ひとつだけ私と彼らの認識の違いがある。それは私が最初に読んだ船瀬俊介氏の本で、明治天皇すり替え説が証拠を伴って正しいという見方である。彼らの共通認識として、「アメリカはディープステートで駄目だ、だから天皇陛下万歳なんだ」という大本営回帰感覚がある。とりわけチャンネル桜の水島聡氏によるとそれが真の保守なのであり、女系天皇はダメなんだ、みたいなことを言うのである。反グローバリズム最大の論客、馬渕睦夫元駐ウクライナ大使までもが、いやいっそ中核的にそうなのである。

真の保守なら推古天皇や斉明天皇を認めよと言いたい。

私が考える真の保守とは、寺子屋で教えていたような、儒仏道の要だけ説いて、あとは儒仏道の中から各々の好きな部分をチョイスしてポートフォリオを組むこと、これが各人のポリシーであり大和魂を形成するのだ、ということ、これである。

この日本人の要はGHQの宗教教育の禁止によって滅んだ。

私の認識によると、本当の日本はとっくの昔に滅んだ。

今存在している日本と呼ばれる国と人民はただのゾンビだ。

日本がすでに滅んだことは、『逝きし世の面影』(渡辺京二著)で明らかだ。

今の人間は日本人なんかじゃない。

原爆の力に屈服したままのゾンビがずっといるだけだ。

私の先祖はこのような低俗でものを考えない連中ではない。

そうだと思いたい。

そう言った反グローバリズム勢力の中で論客として頭角を現しているのが伊藤貫氏だ。彼の言で私が最も注目するのは、「日本人が優れたのは江戸時代までで、その後はどんどん劣化して行った」という認識がある部分だ。これが私の認識と合うわけである。

それで、私は反グローバリズムであるが、それについてゾンビに問うても仕方がないので、以前あった執筆意欲も無くしていた。

しかし、このグローバリズムにコントロールされたクソ社会に対する憤懣をどこかで発散しなければならない、そこで今回、伊藤貫氏がYoutubeを始めるというので、この「伊藤貫セミナー」の感想を述べるという形で、私も執筆を再開しようかな、と思う。

今日の御発言に感想すると、まずマスコミが愚かだから国際政治が世界に付いて行けてないのではないかということ。これはマスコミの裏にディープステートがいるからコントロールされているのだということである。伊藤貫氏はもちろんその認識を背景に御発言している筈だが、今日は導入なので深い話はしないだろう。

米軍の支配が弱くなりあと4~5年で日本は中国の勢力下に飲まれる。これは私のこのnoteの一番最初の記事で述べた。ちなみに日本は10年か15年かで滅びる。

哲学宗教レベル、ポリシーとパラダイムの違い(三つのP)。パラダイムは地平、立場、見方、視点、土俵、枠組みなどだが、伊藤貫氏は採用する学説とする。つまりテンプレが決まっている部分を自分で考えてないということで、哲学宗教レベルより認識が浅いのである。ポリシーレベルは幼稚な感覚でしかないもの、中卒でも持てる考え。マスコミに出てくる評論家、教授などは感覚感性レベルの議論しかできない。

日本のマスコミ政治家、エリート官僚など皆ポリシーレベルしかない。もちろんほとんどすべてのゾンビがポリシーレベルしかない。

グローバリズムとナショナリズムの闘いが先鋭化している。これは特にコロナ禍でそういう気運が盛り上がっただろう。それはディープステートの人口削減計画に反発したのだ。ナショナリズムの英雄はプーチンなのであり、ウクライナはグローバリズムで敵である。今日は伊藤貫氏の立場は明らかでない(古典主義?)。

「伊藤貫セミナー」の導入編はこういうジャブで始まった。

これからどうなるか楽しみである。

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