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我慢する必要はありません

占い屋として様々な方と接する中でよくお伝えする言葉だ。
思い悩む方の多くはよく我慢している。何をそんなに足踏みする必要があるだろうか?と問いたくなるほどに、自分を枷で縛っている方が多い。

自分を縛る枷というものは人の事だから見えてくる。過去の私と重なるからこそ、ついお節介な一言を言ってしまう。

上司や部下に恵まれない職場が多く、自分さえ我慢すれば人間関係に波風は立たないと思いながら働いていた時の事を思い出す。その時にはそれが最良の選択だと思っていた。

今にして思えば、全体の輪を乱す行為を行う人間が自分に不都合な事が起こるかもしれない輪を尊ぶ訳が無いのだ。
自分勝手な人間はどこまでいっても自分勝手なのだから、私が穏便に物事が運ぶように配慮する必要も無かったのだ。

子供の頃、転べば怪我をして痛い思いをするという事を学ぶように、人間は痛みや苦しみが無くては学ばない事も多い。子供の頃であれば言いつけを素直に聞いて学べるが、大人になれば何度も痛い目に遭わなくては学ばないし、何度痛い目に合っても学ばない者も出てくる。

学ばない人間の学びに付き合って一緒に痛い思いをする必要も、人が痛みから学ぶ機会を奪う必要もない。道徳的な観念をしっかりと持っていることを前提として、あなたは我慢することなく言いたい事を言い、したい事をして良いのだ。

相手が会社の上司や同僚、部下であれ、学校の先輩や同級生であれ、家族や親族であれ、あなたが犠牲になることは無いし、したいことを我慢する必要は無い。そこが嫌ならば抜け出して別の拠点に移っても良いのだ。

何度でも言おう。
あなたが我慢する必要はありません。

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