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文字による自分自身の印象操作

相手に見られたい自分というものは、ある程度、操作出来る。
あなたは誰にどんな自分を見せたいだろうか。

私が横文字をあまり使わない理由は、東洋占術を扱う和のイメージを印象づけたいから。

東洋占術を使っている占い師がカタカナばかり文字として並べたり、西洋占術を扱う占い師が小難しい漢字ばかり並べていたらイメージに対する違和感を感じるだろう。

ならば、その違和感をとっぱらえばいい。

そして、何故そうしているのかを伝えないのがミソだ。
理由を知れば表面だけであぁそうかと納得されて人の無意識に刷り込まれることは無いが、理由を告げずに続ければ相手も気づかないうちに相手に与えたい印象を無意識下に刷り込むことができる。文章ならば相手に先入観がなければ尚更刷り込みやすい。

これはどのような人間関係においても使える手だが、大体の人間はどう見れたいかを表に出してしまう。それが失敗の元だ。

可愛く見られたいなら可愛いと言われる人の、格好良く見られたいならば格好いいと言われている人の言動をしばらく真似てみるといい。何度も言うが、この時、どう見られたいのかを表に出してはいけない。

人はどう見えるのかをなかなか伝えてはくれないので、思い通りにいっているのかを確認するのは難しい。だが、確認しては全てが崩れる。グッと堪えて続ける事で、見せたい自分を相手に印象付けることには成功する。

もっとも、本来の自分から掛け離れた自分を演出するならば、その印象が定着するまでにそれなりの時間はかかるのだが。
とにかく、気長にやることだ。

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