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コミュ力が高くても会話が成立しない理由

人とやり取りをしていると、何を言っているのかは分かるが何を伝えたいのかがよく分からない人が居る。

そういう人とは同じ形式の言語を扱うけれど、仕様が違うから、どれだけコミュニケーション能力や傾聴力のスキルを高めても意味が無い。


例えるならばパソコンだ。
パソコンとひとくちに言ってもデスクトップ、ノート、タブレットなど様々な形がある。だが、パソコンであることに変わりはない。

しかし、中身には違いがある。

シェア数の多いもので言えば、WindowsとMac。
Windowsに対応したソフトをMacにインストールしてもMacでは使えないし、Macに対応したソフトをWindowsにインストールしても使えない。

同じ言語を使っていても話している内容が分からないのは、これに似た違いがあるからだろう。

だからこそ、コミュニケーション能力だけを高めても全く意味をなさないということもあるのだ。


たまに互換性のある人が間に入ってくれると仕様が違ってもコミュニケーションが成り立つ。

互換性を持つ人はそうでない人と何が違うのか?

広い見識を持ち、多くの人と話して分からないことを分からないままにしないから、それまで接したことのあるタイプに近い人とのコミュニケーションの体験から、相手の真意を聞き取っているのだ。

だから、狭い界隈でばかり話をしている人は互換性を持ち合わせないどころか、獲得することも難しいだろう。

人が何を言いたいのかが分からないと感じたら、色んな人と話すと良いだろう。その中で、理解できないことに対しては相手に何を言いたいのかと質問する。

そうすることが真の意味でのコミュニケーションなのでは無いだろうか。

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