痩せたいなら服を選べ
世の中を見まわすとダイエットに苦労している人が多い。
何故そんなにも苦労するのか?それは不必要な無理をしているからだ。
私がそうしたことを言えば、生来、痩せていて太ったことがないからだと決め打ちされるが、太ったことがないわけではない。平素でも3~4キロの増減はあるし、もっとも太ったときはベスト体重から15キロ増だった。
そこからベスト体重まで減らすのに、辛いことはほとんどしていない。
食事制限はせいぜい間食を減らした程度で、食べたいものを食べたいだけ食べた。運動も、やれ有酸素運動だ、無酸素運動だ、筋トレだと頑張ったことはない。
痩せるためにやったことはこれだ。
1.体にぴったりしたサイズの伸縮性のほとんどないズボンを履く。
2.活動している間は常に周囲に気を配って分析し、思考をし続ける。
3.食べ物は栄養バランスを考えて冷たいものを避ける。
4.常に背筋を伸ばして肩の力を抜き、骨盤を動かして歩き、腹筋で座るようにする。
5.8時間は睡眠をとる。
6.ゆっくり深く呼吸をする。
7.きついと感じない程度の運動をする。特に大きな筋肉を動かす。
正直に言うと1.以外は結構サボった。
それでも痩せたのにはそれなりの理由がある。
私の場合は週に3回はノーストレッチの体にぴったり合うジーンズを履く。その理由は自分の体形を把握できるからだ。ボタンが閉めにくくなったり、座るとウエスト部分がお腹に食い込めば、それは危険サイン。
そうなったとしてもそのジーンズを履き続ける。そうすれば、ウエスト部分が腹に食い込んで苦しいから自然と背筋を伸ばさざる負えないし、背筋を伸ばしていればこれもまた自然と腹筋や背筋を使う。慣れるまでは少々辛いかもしれないが、それでも、ジムで筋トレを行うよりははるかに楽に筋トレができる。
自分に服を合わせるのではなく、自分の限界値を計るための服をもって、それに自分の体形を合わせるように日ごろから心がけるのだダイエットのコツだ。
今太っているならば、今の体形に合わせた服で構わない。そこからスタートして、サイズを下げていく。そうすれば、痩せることはあっても太ることはない。
こうした、それほど大変でもないことからダイエットを続けてみてはどうだろうか?
ただし、このやり方は重篤な基礎疾患がある人間や薬の副作用で太りやすい人間、基礎代謝が落ちている人間にとってはそれほど効果が上がらないかもしれない。
生活習慣病になる前に行うと効果的な方法だという事を書き添えておこう。
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