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立ち止まっていると

休職して1ヶ月程経った。

あれだけ毎日会社に行きたくない行きたくないという気持ちでいっぱいで、些細な事に苛立ちを感じてばかりで、仕事帰り、ゆっくり歩いている人を何人も追い抜き、どれだけ早く家に着けるか常に急いで帰ってきた私が今の私を見たらどう思うんだろう?
きっと「羨ましい」と思う気がする。

あれだけ嫌がっていたのに、少しずつまた社会に戻りたいなと思えるようになった。
最近読んだ本に書いてあったけど、人は充分に休むと何かをしたくて堪らない気持ちになる、と言うのは本当らしい。
数週間前は焦りと不安でいっぱいだったのに、今はだいぶ落ち着いてきた気がする。
早く決断しなきゃとか、焦るのも時には大事だけど、落ち着いた状態になると少しずつ考えもまとまって来る、ような気がしている。(そう思いたい自分もいるかもしれない。)

昔から携帯で日記付けるのが好きで、かれこれ9年くらい続いている。内容はTwitterのように短文なものから、その時の恨みつらみや悩みでものすごく長文になってるものから様々な形でその時の自分が残っている。その時の自分の気持ちを鮮明に思い出せるような気がして、文章で自分の気持ちを書き残す事が好きなんだと思う。

これまで人様に自分の書いた文章を見られるのは恥ずかしいと思っていたが、もしどなたかが私の吐き出した文章を見て、「世間にはこんな人もいるんだな、こんな考えを持った人もいるんだな。」って少しでも落ち着いたり、ほっとしたら嬉しいなと思って、思い立って今、文章を打っている。
休職期間、少し気持ちの波が落ち着いてから色々な環境やバックグラウンドを持った方たちの文章を見て、勇気付けられた私がいる。この人も同じような気持ちで悩んでいたんだ、とか、苦しい気持ちを抱くのは自分だけじゃなかったんだ、とか。
だから、やってみようと思った。

本でもブログでも人が紡いだ文章が、人を勇気付けることを改めて感じたので、大層な事は何にもしてないけど、どなたかが見て「仕事休んでても前向いて頑張ろうとしてる人がいるんだな」とか「自分も頑張りすぎてたから休んでもいいかもな」って思って楽になってくれる人がいたらいいなぁと思いながら。

のんびりしながら、気が向いた時に自分の足跡付けられたらいいなぁ。

とりあえず、美味しい餃子を食べるのと、バッティングセンター行きたいなぁ。

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