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警告!この記事を読んではいけない28「妖星ゴラス、コロナ、人類滅亡、地球最後の日」

この記事では映画の世界と現実世界の共通項を比較してみたいと思います。映画はまずは「妖星ゴラス」。現実ではコロナ。どちらも人類滅亡の危機に瀕した地球。人類はどういう行動をとるのか。私たち一般人にできる事はあるのか。という、ひょっとしたらとりとめのないお話しになるかもです。

「妖星ゴラス」赤く不気味に光る黒色矮星ゴラスが、地球への衝突コースを進んでいる。このままでは衝突によって地球は消滅する。ゴラスの大きさは地球の4分の3だが、質量は6000倍。衝突すれば地球は跡形もなく消し飛ぶ。人類滅亡を避けるにはどうしたらよいか、というお話し。

今のコロナ禍、人類滅亡への動きが始まってると感じる人はどのくらいでしょうか。科学者でも医者でもない素人の私の予想としては、滅亡まで行かなくても半数くらい死滅。科学者医学者の先生方は知ってるんでしょうね、結末を。でもテレビや新聞は「本当の事を言わない」ので報道されません。

私が「人類は半数くらい死滅しちゃうんぢゃないのかなぁ」と考えている、という事は、同じように「半数死滅」と予想、というか感じている人は、他にもいるはずだと思います。ひょっとしたらかなり多くの人が「半数死滅」を予想しているかもです。

そもそも、今はコロナコロナと言ってますが、コロナ以外にも同時進行的に、人類の存続を脅かしている事が複数ありますよね。急激に起こっている、あるいは起こるかもしれないのが大震災。特に日本では必ず起こるんだそうです。西ノ島新島、吹き続けてるし。

そして穏やかに、しかし確実に進行しているのが地球温暖化。極地の氷は解け始めているし、寒冷地の地下、あるいは海底に閉じ込められていたメタンハイドレートが蒸発し始めているし。これで悪循環的に温暖化が加速し、それが海面温度の上昇を招き、台風の発生が多くなり、ひとつひとつの台風の規模も大きくなっているんです。

現実に今、人類の存続を脅かしているのは、同時進行的にコロナ、大震災、海面上昇、台風…ですかね。どれか一つでも今自分の住んでいる地域に直撃すれば、相当な被害が出ますが、これが同時に襲い掛かってくることだって、おおいにあり得ますよね。よく考えると、かなり怖いです。

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ゴラスによる人類の滅亡は、フィクションとはいえ、確立がゼロではありません。実際、今も毎日、たくさんの小天体が地球に衝突しています。ただ、小さすぎるので、大気中で燃え尽きて、地上には何の被害もありません。たまに少し大きなのが降ると、大気で燃え尽きはしますが、地表近くまで燃え続けるので、明るく光って見えます。これが「火球」です。

火球は時々出現して、ニュースで報道されていますが、落ちてくる隕石が大きくなると、もっともっと大変な事になります。皆さん、「ファーストインパクト」って知っていますか?「読んではいけない」と警告したのに、この記事を読んでしまっている皆さんなら、知っているでしょうね(笑)。

なんか1995年あたりからは「ファーストインパクト」より「セカンドインパクト」の方が、有名な語句になってしまいましたが、エヴァのセカンドインパクトは想像上の語句ですが、「ファーストインパクト」は、6500万年前に起きた、現実の巨大隕石衝突です。

もっとも本来的な呼び名は「ジャイアントインパクト」って言うんですけどね。直径が約15キロメートルの隕石の衝突で、地球に及んだ被害は、高さ1600mの津波が地球全土を覆い、地上生物の75%が死滅という結果を招いた、隕石の衝突です。

地上生物の75%が死滅というのは、かなり絶滅に近い数字です。これで恐竜なんかは絶滅しちゃった訳ですし。ここで鋭い人は、気が付いたかもしれません。妖星ゴラスでは、地球人類絶滅を招きそうなゴラスは、地球の直径の4分の3です。質量は6000倍の矮星です。

実は、地球上の生物を絶滅させるためだけだったら、こんなに大きくて質量の大きな星は必要ありません。だって、ジャイアントインパクトで地上生物の75%を死滅させた隕石は、直径がたったの15キロですよ。隕石って、宇宙からやってくるわけですが、宇宙から日々降り注いでいる物体って、実はすさまじい速度で降ってきてるんです。

だからこそ大気との摩擦で燃え尽きて、地上に到達する可能性はほぼゼロなんですけどね。燃え尽きないで落ちで来ると、結構大変な事になるんです。だからなにも、地球と同じくらいの大きさのものが降る必要はないんです。地球の全生物を絶滅させるためだけだったら、直径20キロもあれば十分だと思います。

この点、その後の「隕石が降ってきて人類が滅亡の危機」という映画は、よりリアルに作られていました。二つの映画がありますが、奇しくもどちらも1998年の制作。「アルマゲドン」と「ディープ・インパクト」です。実を言うと「隕石降る映画」もう一つあるんですが、1979年の「メテオ」ですが、上記二つと比べると、なんというか、あまり論評したくなりませんので、これの説明は省略します。

「アルマゲドン」と「ディープ・インパクト」はきちんと作られたよい映画だと思います。どちらも、隕石がやってきて、地球に衝突すると人類は滅亡しちゃうから、何とかして衝突を回避しようという話です。どちらも、核兵器を使って回避するんですが、ジャイアントインパクトの時と同じくらいの隕石ならば、核兵器を表面爆発では無理ですが、中に穴掘って埋め込めば、確かに破壊の効果は得られると思います。

まあ、ゴラスが制作されたのは、1962年ですから、その頃の地球人類は、自分たちが死滅するような危機を想像しにくかったからだと思います。ゴラスの直径を地球の4分の3などという巨大なものに設定したのは。これ、実は参考にしたと思われるアメリカ映画があります。

1951年に制作された「地球最後の日」です。この映画、二つの星が地球に向かってきて・・・・あ、長くなりすぎましたね。今日はこのくらいで終わりにしようと思います。「地球最後の日」については、次の記事あたりでお話ししたいと思います。

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