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1. Atomic Habits - 塵も積もれば山となる

0. はじめに


どうも、まこまこです。

今回の本は僕が生産性の向上にはまるきっかけとなった本、James Clear著のAtomic Habitsについてを書こうと思います。

1. 概要


メインメッセージとしては、1つのタスクをAtomic(原子レベルに分解して) そのタスクに含まれるHabits(習慣)を少しずつ改善することで、全体としてが著しく改善される、というものです。

例えば1日の中の選択肢、1つ1つを良い方向に選択する事で、結果として良い1日が過ごせる、とか。

1日の選択肢 (Atomic Habitsより)


今回は、なんで著者が『習慣』に着目するか、どうやって『習慣化』するか+僕が実践した具体例、そしてどうやって続けるか、の3点について書いていこうと思います。

2. 1%の力(少しずつ、確実に)


著者が最初に紹介したのが『1%の力』。よくある 1.01^365 = 37.78,でも 0.99^365 = 0.03ってやつです。

1%の力 (Atomic Habitsより)

でも結果はすぐ見えないし、そのため継続するのは難しい、というのが一般的な悩みです。

それは良い習慣も悪い習慣も同じで、結果が見えないが故、良い習慣を続けるのは難しいし、悪い習慣はついつい繰り返してしまいます。

というのも、下のグラフから分かるように基本的には何かを始めてすぐ結果が出るなんて都合の良いことはありません。

潜在的可能性の停滞期 (Atomic Habitsより)

だからこそ、結果に集中するんじゃなくて、理想像に近づくためのシステムやプロセスに集中を向ける。そのシステムが『習慣』です。

3. まずは簡単なことから


著者は、何かを習慣づけるのには4つのステップが大事と言っています。Make it obvious(分かりやすく), attractive(魅力的に), easy(簡単に), and satisfying(満足感・やりがいのある)。

その中でも個人的に好きな、3つ目のMake it easyについて少し掘り下げたいと思います。

このポイントは、始めから完璧を求めるんじゃなくて、まず始めて繰り返すことが大事。まず習慣づけることを第一歩にして、繰り返していくうちに見えてくる改善点を改善したらいい、ということです。

簡単に言うと、ハードルを下げてあげることです。作ったハードルをジャンプするのは結局自分なんだから、低いハードルから練習したらいいんです。ハードルを飛んでるうちに飛び方、助走など改善点が見えてくるように、習慣もまず始めてから改善したらいいんです。

4. 環境を変える


1%の力とか、頭では分かってても実際に継続するのは難しいです。そこで著者が提案するのは環境を変える事。具体的に言うと、良い習慣を促すのに、それに通じる摩擦を減らすこと。逆に悪い習慣を防ぐために、それに通じる摩擦を増やすこと。

身につけたい習慣は人それぞれだと思うので、僕が実践してる悪い習慣に対する摩擦を増やす方法を2つほど書いておきます。悪い習慣を減らすことで時間を有意義に過ごす一歩になればと思います。

  1.  朝早起きして二度寝を防ぎたいなら、アラームを止めるのにベッドから出なきゃいけない様に、携帯を遠くに置く。

  2.  勉強する予定なのに、ついついインスタやTwitterをダラダラを見て時間を過ごしてしまう。

    1.  携帯を遠くに置く。

    2.  50(25)分勉強、10(5)分休憩のシステム。

    3.  iPhoneの集中モードを活用する。

そして、継続するために僕は携帯のリマインダーを使っています。リマインダーを使うことで、習慣のことを思い出す(良い習慣に対する摩擦)ステップを省けます。

5. 最後に・まとめ


自己啓発本の難しいところは本に書かれたコンセプトを理解することと、実際に応用することの差にあると思います。簡単に実験できる例を何個か書いたので、『あ、こんなシンプルな事で良いんだ』と頭のでのハードルを下げる事ができたら良いなあ、と思ってます。

長々と書いてしまいました、最後まで読んでもらってありがとうございます。

興味のある方はこちらのAmazonのリンクから是非チェックしてみて下さい。

まこまこ


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