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魅力

昨日まで泣いていた空も
少し晴れ間が見える今日。

彼と勉強した午前。午後からのオンラインのミーティングでは、小難しい話に すまし顔で相槌を打ってきました。
「相槌は打っておいて損はない。」
21年の人生で得た知見です。異論反論は大いに認めます。

ちなみに 写真は家族で焼き肉を食べに行ったときに 店の前にいた猫さんです。なんとも言えない不愛想さが猫過ぎて 思わずパシャリしました。


つい先日、後輩の女の子の話に刺激を受けました。
その話の内容はいったん置いておくとして。ふたつしか年齢は変わりませんが、丁寧で 謙虚で それでいて強い芯がありそうな。直観的に素敵なひとだなぁと。初めてきちんと話しましたが、話し方も外見も とにかくかわいい。とっても魅力的。

はた。魅力って何だろう。

私の経験上、魅力ある人は、その魅力の片りんを 出会った時に直観的に感じることが多い気がします。性別問わず 年齢問わず 国籍問わずです。

例えば お付き合いしている彼。
初めて会ったときの光景。畳の部屋、窓の外を覗いていた彼が こちらを振り返った瞬間を 今も鮮明に覚えています。茶色めのくせ毛に、色素の薄い目。あごに着けたマスクと 柔らかい方言。
その時になんかいい人だな、と思ったことは彼に言ったことがあるかしら。

次に 高校のときの親友。
クラス全体の前での自己紹介。
「バラ色の高校生活にしたいと思います」
と 彼女がはにかむどころか どすの利いた声で言い放ったことは 忘れません。明らかに変な奴なのですが、その瞬間に 確実に好きになりました。

最後に、フィリピンの英語学校で同部屋だった台湾人の女の子。
私の寮への到着が 午前4時という クレイジーな時間になってしまい、彼女はベットの中から かすれた声で挨拶してくれました。その声と握手した手に何か、魅力を感じた覚えがあります。ほんと、変な時間に起こしてごめんね。

世間ではこれを「第一印象」と 呼ぶのでしょう。第一印象が良かった、というだけの話と言われれば 反論の余地も理由もありませんが、私はこの「初めて会ったときに吹く 何かいい風」を”魅力の片りん”と名付けたいのです。片鱗。漢字はむつかしい。

個人的な意見ですが 魅力というのは、その人の培ってきた経験や、考えてきたことが源。人生で少しづつできていく 結晶のようなもの。魅力はその人を知るほどに 増えていくと思っています。噛めば噛むほど味が出る。甘いお米みたいに。だから、初めに感じるのはその 片りん にすぎない。上記の3人は、やはり今も私の大好きな人で、尊敬する、魅力あふれる人たちです。魅力あふれる人は、その魅力が やはり溢れ落ちてしまうものなのでしょうか。体では収まりきらず、目が合っただけで、挨拶を交わしただけで、溢れて、こぼれてしまうのでしょうか。

ここまで書いていると なんだか恋の話をしているようにも聞こえますが、これはもっともっと 広い話です。恋愛対象うんぬんではなく、人と人 として感じるもの。

そして冒頭でお話した 先日話した彼女。ほぼ初対面で ”素敵な人” だと思った感覚。これも彼女の魅力の片りんだと思うのです。どんな人なのか、知れば知るほど、また魅力を感じるんだろうな、と楽しみにしています。

かくいう私も そんな魅力を身に着けたい。容姿も内面も、できれば清く、素敵でいたいものです。

というわけで今から ダイエットダンスをしてきます。
それが終わったら勉強したい。。。。します。

あ、そうか。自分も魅力的になりたい、
と誰かに思わせるのも、
魅力ある人の "魅力" かもしれませんね。

今日もnoteに立ち寄るみなさまが
穏やかで 豊かな 日々を送っていますように。



 

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