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立憲民主党のトンデモ版「安全保障政策」を批判する!!

●立憲民主党のトンデモ版「安全保障政策」!!

――自民党とほとんど変わらない立憲の「安全保障政策」なるもの! これで参院選挙を闘おうとするのか? 対中戦争まっしぐらの安全保障=戦争政策だ!

*特にひどいのが「弾道ミサイル等の脅威への抑止力と対処能力強化を重視」ミサイル防衛・迎撃能力向上を図り、極超音速兵器等の新たな脅威への対処能力の研究開発を加速」「尖閣諸島をはじめとする我が国の領域警備について万全の体制で備えるため「領域警備・海上保安体制強化法」を制定」であり、「台湾有事」キャンペーンへの屈服だ! 

*とりわけ、極超高速滑空兵器(中距離ミサイルを含む」の開発承認は、事実上の政府・自民党による敵基地攻撃能力への完全な屈服である!

以下、同党の政策の要旨

●冒頭

国際情勢が深刻さを増す中、立憲民主党は平和憲法に基づき、専守防衛に徹しつつ、自衛隊と日米同盟を基軸とした責任ある防衛戦略により、平和と国民の生命・財産を守り抜きます。新たな脅威への対応とともに、対話外交や日米及び国連を含めた多国間の連携を強化し、我が国の総合的な抑止力を向上させます。平和国家として、アジア諸国をはじめとした国際社会の平和と安定に貢献します。」

「我が国の防衛体制の整備

  • 弾道ミサイル等の脅威への抑止力と対処能力強化を重視し、日米同盟の役割分担を前提としつつ、専守防衛との整合性など多角的な観点から検討を行い、着実な防衛力整備を行います。

  • 宇宙、サイバー、電磁波などの領域における能力強化、ミサイル防衛・迎撃能力向上を図り、極超音速兵器等の新たな脅威への対処能力の研究開発を加速させます。

  • ドローンやサイバー空間、SNSを駆使した情報戦を含むハイブリッド戦への対応を強化します。相手戦力を無力化する能力の研究・開発も進めます。

  • 総額ありきではなく、メリハリのある防衛予算で防衛力の質的向上を図ります。……以下略

主権・拉致問題

  • 尖閣諸島をはじめとする我が国の領域警備について万全の体制で備えるため「領域警備・海上保安体 制強化法」を制定します。

  • 国際法に則り、北方領土問題、竹島問題の解決に全力を注ぎます。……以下略

地域の平和と安定に貢献

*参考に「米軍の中距離ミサイル―地上配備型中距離ミサイル(GBIRM)の日本配備について


*2022/5/11付東京新聞から

「◆安保政策で現実路線 敵基地攻撃能力保有も明言せず

 立憲民主党が公約の柱の一つに「着実な安全保障」を掲げたのは、ロシアによるウクライナ侵攻や中国の軍拡などを踏まえ、安保政策で「現実的な方向性」(党中堅)を打ち出すためだ。参院選を前に、支持者をリベラル層中心から広げたい思惑があるが、党内の左派議員から懸念の声が上がっている。

 公約には「弾道ミサイル等の脅威への抑止力と対処能力強化を重視」「極超音速兵器等の新たな脅威への対処能力の研究開発を加速」など過去の党の公約にはなかった言葉が並んだ。政府・自民党が検討する「敵基地攻撃能力の保有」に関する記載はないが、泉健太代表は記者会見で、党としての考えを問われても、明確に回答しなかった。

 集団的自衛権行使を容認した安保法制については「立憲主義および平和主義に基づき違憲部分を廃止する」とした従来の主張を本文ではなく、別建ての詳細な「主な政策項目」の中に盛り込んだ。「国防の充実に矛盾するととられかねないので、重点政策に掲げることは控えた」(幹部)という。

 昨年の衆院選後に就任した泉氏は、リベラル層から支持を広げることを目指し、安保政策を重視してきた。ウクライナ侵攻で「『やっぱりおまえらは安全保障はだめだ』と言われたくない」(ベテラン)との声が党内で高まっている。

 防衛費では大幅増を打ち出す自民党との違いもみせたが、党内の左派からは「自民党の政策とそっくり」「安全保障ばかりで外交の視点が少ない」といった不満が漏れる。若手議員の一人は「失う票の方が多いのではないか」と懸念している。」(井上峻輔)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/181429...

私は現地取材を重視し、この間、与那国島から石垣島・宮古島・沖縄島・奄美大島・種子島ー南西諸島の島々を駆け巡っています。この現地取材にぜひご協力をお願いします!