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RedmineOsaka 2020 夏の陣

さて、Redmineのカンファレンス(勉強会?)は、東京と大阪で年に2回ずつ、4回あります。最初は大阪に行っていたのですが、最近は東京にも行くようになり、前回の東京では LT もしました。で、今日は大阪夏の陣でした。

もちろんコロ助の関係で、今回は大阪もオンライン。なので、往復の移動時間はゼロだし、一泊して大阪で遊んでくることもなし。ちょっと寂しい気はしますが、色々なイベントに行きやすくなっているのは事実で、様子の分からないイベントでも、まず見てみようと思うようになったのが、一番の違いかも。

まずは、前田さんの RedMica の話。11/02の東京で、劇的なデビュー?をしたRedMica ですが、既に My Redmine の 800サイトが RedMica になっており、実績をドンドン積んでいるところ。更に今回はプラグインに対する支援も表明し、事実上の Redmine 日本強化版となりました。

次はみうみうさんの「こんなRedmineは(個人的に)イヤだ!」です。通常のRedmineのイベントでは、システム運用や管理定着をしているメンバが多いのですが、今回みうみうさんはあえて1ユーザとして、Redmine の運用に駄目だし。管理者側が薄々感じていた「駄目Redmine」を、ビシっと切ってくれて大納得。Redmine の定着に困っている方は、是非一見の価値ありです。

LT は、運用系の興味のあった件にコメントします。

「Redmineを使って高度なプロジェクト管理を実現したい!~学生フォーミュラのあるチームへの普及活動」は、ナレッジとしての redmine の話。大学生は、雑談は slack でするそうです。LINE じゃなくて良かった。

「そのテスト終了条件で十分ですか?」は、SQA の話。IBMのODC分析の話です。分析方法そのものは全くのド正論ですが、項目の定義や過去データの集積など、実用になるにはかなり手間がかかるような気もします。自分は「品質会計」を叩き込まれた人種なので、違うアプローチに興味を持ちました。

「ブラウザさんをながめてみよう!」は、web サービスのセキュリティの話。いつもあまり意識してないセキュリティの話を、改めて聞くとちょっとピリピリッとします。そういう刺激、大事ですね。
 と思っていたのですが、ご本人の後日談ブログによると「LT駆動開発でのWikiプレゼンテーションモード」という真相が隠されていた様です。不覚。

パネルディスカッション 「チケット駆動で成長し組織文化を変える」は、redmine のカンファレンスにおいてある意味伝統となっている、定着系のネタ。いつも通りではありますが、揺るがぬ皆さんの持論展開に、安定感を感じます。

まとめ
色々と幅の広い人が出てきての開催でしたが、今回一番感じたのは「1ユーザの視点」です。良かれと思って推進してきた Redmine がイマイチ普及しない/活用されない場合に、メンバの不理解だけが問題としていないでしょうか?ホントに管理側に問題はないですか?というのを、突きつけられた様に思います。

で、懇親会は以下のように... Zoom呑みの良さもあるね。

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