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どうして刺繍が好きなんだろう

どうして刺繍が好きなんだろう。


理由をランダムに挙げてみましょう。


繊細でこまかなものが好きだから。
刺しゅう糸のツヤ・色が好き。
布を触ることが好き。
針と糸を使う作業が好き。
没頭できるから。

たくさんの理由があります。

けれど、
根っこにある理由は、

わたしが「好き」なものを、自分の手で表現できるからなのかもしれないです。


そもそも、最初にはまったのは、洋服作りでした。
今から3年くらい前です。

好きだなと思う布で、好きだなと思うパターンを使って、自分の体に合わせた服を作り、それを着る。

話して伝えることが苦手なわたしが、作った服を通じて初めて「わたしの好き」を表現することができました。

ただ、服を作るとなると大がかりで、自分には手に負えない感覚があって。

それは、
使う布地も大きいので金銭的にも大がかり、作業場所も広いところが必要になる、などの理由です。
わたしを表現できるツールに出会えたものの、続けることが困難だなあという状況。

そんなころに刺繍に出会いました。

「わたしはこれが好き」というものを、小さい布の中に表現することが出来る。新たなツールを得て、わたしは夢中になりました。

いまはまだ、自分のオリジナルの図案は上手く書けないけれど

たくさんの刺繍本の中から

好きだと思う作家さんの本を選び
その中でも好きだと思う作品を選んで 

布小物などを作っています。

テキストを見て図案を写し作品を作ることは、作家さんが作り上げた世界観を再現する作業です。それって自己表現とは言えないのかも。

でも、テキストを見て作品を作るのであっても、
必ず「好き」なものを選ぶようにしています。
自分の「好き」フィルターを通ったものを厳選しています。

だから、わたしにとっての刺繍は、自己表現のはじめの一歩なんだと思います。(最初に服づくりやってるから、二歩目かな)

自己表現したいという欲は、けっこう強いほうなのでしょう。
いまは自分の欲に素直に動いています。

話すことじゃない自己表現、これからも刺繍やこのnoteも含めて、続けていきたいです。

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