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立体空間囲碁、商品化へ

先月、記事「おもしろそうですね」の中で、
動画【体験版】時代は3Dへ!立体で楽しむ新ゲームで遊んでみた
の公開について、その経緯も含めてご案内させて頂きました。

動画に頂いたコメントの中で、
「立体囲碁と聞いて、立方体の外側に碁盤の目がびっしり引かれているようなものをイメージしていた」
というものを見かけ、私も以前から内心「これは立体囲碁というより立体空間囲碁だな」と感じていたので、
今後、私の発信においては「立体空間囲碁」という表現をさせて頂くことにいたします。
・・・と言っても、「立体囲碁」と呼んでくださるかたが多いですし、
もちろんそう呼んで頂いて構わないんですが、
単純に私の感覚的にしっくりくるのが「立体空間囲碁」だ、ということで、ご了承くださいませ。

さて本題ですが、
このたび、株式会社ハシモト様が、立体空間囲碁の商品化
を進めてくださる運びとなり、無事、契約も完了いたしましたので
ご報告申し上げます。
株式会社ハシモト様は、墨田区にある創業90年近い玩具メーカーさんで、
戦前から現在に至るまで世界に誇る製造技術の担い手として日本の経済を支えてきた町工場エリアの一画にあります。
今回、日本国内での商品開発(デザイン含む)から販売まで、すべて丸ごと引き受けてくださいました。
私自身もともとそういったことが非常に苦手なので、大変ありがたく
心から感謝しております。
立体空間囲碁が、囲碁ファンのかた(特にご高齢のかた)と、そのご家族(お孫さんなど)の手元に届けられれば、
これまで「敷居が高い」印象を持たれていた囲碁文化に新たな風を呼び込むことができるのではないか、という淡い期待を抱いております。
また、ハシモト様は海外における販売も当初から想定されていて、
日本国外における特許権については、全面的にハシモト様のご判断でハシモト様に取得して頂くようお願いし、
契約書類の中にもそのように明記されております。
もともと海外展開、海外対応もされているそうで、
私には到底考えも及ばない世界での取り組みを含めて、私の想いも汲んでくださった上で引き取って頂けたことについて、
今も感謝の念が絶えません。

日本棋院の林(りん)さんにも、ゲームのルールブック作りや用語の解説文の作成に携わって頂けることになった、
とハシモト様より伺いました。
本当に有り難い限りです。
この場で挙げたかたは、立体空間囲碁を世に送り出すにあたって
ご好意でご協力くださっているかたがたのほんの一部ですが、
皆様のお力添えと支えがあって、ここまで来れました。
今の私の個人的な生きがいにもなっております。

既に私の手を離れつつありますので、
私から詳細なことは申し上げられませんが、着々と進んでおりますので、
また改めてご報告させていただきます。
来月上旬には、友人が主催するイベントに、出展者の一人として参加し、
「立体空間囲碁で遊んでみよう」枠で参加させて頂けることになりました。
実験的な取り組みのイベントのため、公に告知はしておりませんが
ご了承くださいませ。

追い追い、ハシモト様のほうから正式な告知などあるかと思いますので、
その際はこちらでも紹介させて頂きます。
相変わらずマイペースですが、引き続き温かく見守って頂ければ幸いです。

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