占星術師Angelaと、知りたがりのMakot(1)
ある日、知りたがりのMakotは、占星術師Angelaに訊ねました。
「正義、愛、真実、美、生命。
このうち一つだけしか選べないとしたら、どれを選びますか?」
するとAngelaは答えます。
「美だよ」
Makotは、びっくりしました。
この質問に対して「美」と答える人は圧倒的に少なかったからです。
(→参考:究極の選択)
しかし、Angelaは迷わず「美」を選びました。
そして熟考の末、やはり「美」を選びました。
結局、Makotにはその意味がさっぱりわかりませんでした。
10年以上の時が流れ、一児の父になったMakotは、
ようやく決心します。
そもそも「美」とは何なのか?
何よりも美を大切にする、とは、どういうことなのだろう?
ある数学教授から聴いた言葉を思い出しながら、
Makotは、改めて占星術師Angelaに訊ねるのでした。
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