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資格取得への道 精神保健福祉士②

本日もページにお運びいただき、ありがとうございます。

精神保健福祉士国家試験当日の様子を綴っていきます。

私が受けたのは、平成24年(2012年)第15回精神保健福祉士試験でした。
ご存知の方も多いかもしれませんが、試験内容に大幅な変化が見られた回
なのです。しかも・・・前触れもなく。

私は、専門科目のみだったので午後からの開始でした。
今までの福祉系国家試験は、朝から丸一日の受験だったので、午後からだけというのが新鮮でした。家を出る直前に叔母から電話があり「近くに来てるからお茶か夕食でも」というお誘いだったのですが、これから試験に行ってくるんだ、と話すと驚いてました。「最後まであきらめずに頑張ってね!」と声援を送ってくれて、嬉しかったです。

会場は、東京・池袋サンシャインシティ。
あまり慣れていない都会に緊張しつつも、無事到着。
会場のトイレは混むことを想定し、サンシャイン内のトイレで済ませたのは
自分を褒めてあげたい、ナイスな判断でした。

受付時間が終わり、試験概要の説明。問題用紙・回答用紙が配布されます。
机上には、今までの試験を一緒に乗り越えてきた「合格鉛筆たち」と
消しやすい消しゴム。万が一のための鉛筆削りをスタンバイ。

「はじめ!」の号令と共に、会場内が自分の名前と受験番号の記載で、
カツカツカツと鉛筆の音が響き渡ります。

そして、第1問を見たときに…
無言でしたが受験生みんなが同じ思いになりました。
「え?どういうこと?」鉛筆のカツカツ音はしばらく無音に。

そうです。
この年からいきなり始まった、「正しいものを二つ選べ」問題の登場です。
前年までは択一式の問題が全てで、過去問も想定問題集も、見渡す限り、
みんな択一式だったのに。いきなり本番での仕様変更は無いですよね…
何の前触れも無かったので、私も含め、みんな大混乱だったと思います。

混乱してても、時間は過ぎていくばかりなので、気を取り直して試験に
向き合いました。
私にとっての救いだったのは、ケアマネ(介護支援専門員)試験は、
「正しいものを2つ選べ」方式だったので、その時に得た回答法を駆使して、平常心を取り戻すことが出来ました。
あっというまの試験時間で、何とかすべての問題に回答はできましたが、
さっぱり手ごたえはありませんでした。

翌日には解答速報も出たので、自己採点を試みました。
解答速報も会社によって判断が分かれていて、特に複数選択の問題では、
バラツキが多かったので、甘く見て合格ライン、辛く見てギリギリかアウトといったところになりそうでした。

まぁ、一発合格は難しいだろうな。と思って日々の仕事に没頭していると、
結果発表の日がやってきました。
試験センターのHPから合格発表の番号を見てみると、、、
何と、私の番号があるではないですか!!!ほんと、びっくりです。

週末にかけて合格通知書と登録手続きのご案内が届き、
やっと合格を実感できました。

これで晴れて、介護福祉士・社会福祉士・精神保健福祉士の
3福祉士ホルダーとなりましたが、名乗るからには日々の研鑽が大事です。
この思いは、取得した当時も今も変わりません。


逆に経験年数が増えれば増えるほど、困難な対応や判断スピードも求められることが増えてきました。自分の言動が他の人に取り入れてもらいやすい、立場・環境だからこそ、傲慢にならずに謙虚でありたい。と思っています。

自分以外の周りの人から、多くのことを教えてもらい、学んでいるという感覚を大事に、私の出来る事をコツコツと続けること。
自分の知識や経験が少しでも役に立つことを大切に。
当たり前のことですが、心に留めていきたいと思っています。

さいごまで読んでくださってありがとうございます。
皆さんの支援に対する思いや、資格取得への質問など、
お気軽にコメントくださると、とっても嬉しいです。


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