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桜を愛でるということから感じた、「文化を育む」ということ。

春になったら桜を見る。
 
桜の開花時期を街に待っている人もいれば、
意識せずに桜の開花時期が来たから桜を見に行く人。
 
どちらでも良いが、
桜を目にしたら「意識して見てしまう」という人は多いと思う。
 
ウェザーニュースが出している記事で、こんなものを見つけた。

「日本人の98%が桜好き!今年は5人に3人がお花見」

60%の人が「花見に行こう」というような誘導なしに行動する。

これはもう文化だろう。
 
今年の春。
桜の写真を撮っているときに、
「これ(桜を愛でるということ)は文化だなぁ」と思った話しを少し書く。


文化というものは、
すぐに築けるものではない。
 
そして、
すぐに身につくものでもない。
 
少しずつ浸透し、
根付くものが文化。
 
流行は、
知らぬ間に姿を表し、
あっという間に過ぎ去っていく。
 
文化は、
少しずつ築かれていき、
気がつけば忘れられないものになっていく。
 
 
すぐに姿を表しにくいだけに、
なかなか時間やお金をかけることが難しい。
 
そんなことから、
衰退していく文化などがある。
実に惜しい話しだ。
しかし、
文化というものは、
今の時代とフィットしないものも多い。
 
だけど文化というものはそういうものだろう。
 
流行に左右されず、
どんと構える余裕というか。
 
私は、文化って好きだな。
 
ただ、
「文化って無くなっても問題ない」と
思っている人が多いのも事実だと思う。
  
違うよね。
築き上げた文化は、
あっという間に作り上げた流行よりも、
タフなものだと思っている。
 
そして、
文化に時間やお金をかけることの重要性を知る人やまちは、
余裕があるんだなって思う。
 
余裕が無くなって削るのは、
文化や娯楽。
 
文化って、
他には無い魅力であったりするのにね。

 

行政チックに言えば、
流行は投資、
文化は経常と言ったところだろうか。

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何を言いたいかというと、
餃子って美味しいよね、
っていう話です。

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