お金が想像よりも出ていく理由
突然ですが、わたしの年収について説明します。
わたしはこれまでが年収200万くらいだったのですが、転職で2年前に急に年収300万くらいになりました。
歓喜!夢の300万円台!これでわたしも平均だ!!!などと喜ぶのもつかの間。
今までお金がカツカツだった人が、急に収入が上がると何が起こるかと言うと…
「これくらいなら使っても大丈夫!だってお金あるし!」
と、調子に乗ります。(笑)
「GUで安いから~これ流行だしぃ~」
「このコスメかわいくね?安いし買っちゃえ!」
「仕事でイライラしたからじぶんにご褒美(はあと)」
「今まで節約してきたんだから、ちょっとくらい良いでしょ」
「自粛期間だし、ウーバーイーツしちゃお♪」
などと供述しながら、罪悪感もなくばかばか買いました。
1000円~2000円くらいでも、買った瞬間のあの快感がたまんないんですよねえ。
買い物依存ってたぶんこれのもっとひどい版なんだと思います。
で、調子に乗って、ちょこちょこと1000円~2000円くらいのお金を使い、
「1000円くらい大丈夫だろう」が、10個にも20個にもなり、
5万円の変動費になるわけです。(白目)
仕事を辞めてからも、少しは貯金があるので、
会社にいたころと同じ感覚で「大丈夫きっとダイジョウブ~♪」と後藤真希の歌を口ずさみながら使いました。
無職になってからも、月5万円が知らないうちに出ていくわけです。
どうですか?恐ろしいでしょ?
お金の価値を正しく把握したい
…1000円ってバカにならない金額なんだなと、思い知らされました。
「これくらい使えば5万円くらいになる」とわかっていて使うなら良いのですが、
「だいたい2万円くらいしかかからない」と思って使っていたので、
実際の金額と、じぶんの想像が2倍以上の差があるわけで。これが大問題だとわたしは思うのです…。
なぜなら、
感覚がズレすぎているので気づかないと家計が危ないという、現実的な面と、
使ったお金に対して、半分くらいの価値しか感じられてないという、精神的な面で問題があるからです。
さらに、収入がないのに「お金があると思いたい」と、じぶんの欲が出た使い方をしていました。(ものに対して本当に欲を感じていればいいけど、そうではなくじぶんのプライドを満たすだけの行動はけっきょく心が満たされないのではないか)
これをきっかけに、1000円のものでも、本当に欲しいのか?本当にじぶんに必要なのか?を時間をおいて考えたほうがいいなと思いました。
それを買ったら本当にじぶんが満たされるのか?
買ったあとに、すでにあるもので賄えるものだったり、
本当に欲しいわけではなく、流行だから買ってしまっていたり。
そんなことはないですか?
わたしはめっちゃありました。
買う前に吟味もするので、良いものを買ってはいるんですが、
本っ当に必要なのか?と考えると、そうでもないんじゃないか?と
思うのです。
先日、白っぽいシーツが欲しくて、ニトリの980円くらいのものを買おうか検討してたんです。
洗いたての素肌に気持ちよさそうなすべすべしたシーツにあこがれて。
おしゃれでかわいい部屋のシーツって大体白っぽいんですよ。youtubeのルームツアーとか見てても大体それだし、シャレオツな友達の部屋も白っぽいシーツだったし。
でも、気づいたんです。
「わたし流行りに乗ろうとしてる」「白っぽいシーツだけがおしゃれだと思ってる」「買うことで満たされようとしてる」
しかも、今ある掛ふとんカバーで賄えるじゃんって結論になって(笑)
使っていない、ベージュの掛ふとんカバーがあって、それでいいじゃんって。
掛ふとん用なんだから、掛ふとんカバーに使うべき、ケチっぽい、って思われそうだし、わたしも思ったんですけど、そういうべきべき論には、従わなくていいと思うんです。
いまの経済社会だと、消費させようと広告やお店はさかんに、流行だとか、あたらしいものはいいことだとか、ソファにはソファ用カバーだとか、
一個の消費があればそれに付随する消費をさせようとしてくるんですよね。
だから、掛ふとんカバーを敷きふとん用のシーツに使うことにも、わたし自身ちょっと抵抗があって、敷きふとん用でなくていいのかって思いました。
でも、誰が何を何用につかうのかなんて、本人次第だし、
それが快適であるなら良いんですよね。
なんか、なんとなく生きていると、これにはこれ用の商品を使ってくださいって買わせようとしてくるんですけど、
実はわたしたちは踊らされてるだけで、本当に必要なものは、本当に少ないのかなあなんて思ったりもするんです。
本当に満たされるものって、数は多くなくてもいいなって。
なんだかミニマリストみたいなこと言い始めちゃいましたけど。
兎にも角にも、買うときは本当に必要なのか?考えてから買うつもりです。
読んでいただきありがとうございました。(*'ω'*)
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