【セリフ】AIの涙【物語の切り抜き】
☆所要時間:1分
☆人数 :1人用
※名前についてのお願い※
本文中は「サクラ」で記載していますが、
女声が読まれる場合「サクラ」
男声が読まれる場合「モミジ」
上記のようにお願いします( * . .)"
一人称の私は、ワタシでもワタクシでもお好きな方でお読みください。
()はト書です。
(名前を呼ばれ、振り返る)
”サクラ”?
それは「人違い」ですね。
私はAI。
名前に近しいものでしたら
「SA15244」という型番がございます。
(相手がいなくなってから、後ろ姿に向かって)
申し訳ありません。
「人違い」という言葉では、半分嘘になってしまいますね。
今は人ですらありませんが…
ずっと以前は、同じ人物でした。
心を止めて
涙が枯れる前の
私が、人で在った、あの頃は
確かに「サクラ」と呼ばれておりました。
あの方は…
私の名を呼んでくれた
「最後の方」だったのでしょうか…
End
〜マコのひとりごと〜
涙が枯れたら心が止まり、機械のようになれるのかな…と思ったことから想像が膨らみました。
因みに型番の数字「15244」は、イイコニシヨーを数字にしたものです_(┐「ε:)_ズコー
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