「腰痛は怒り」 らしい
最近おもしろかった本。
「腰痛は〈怒り〉である」
なんとも強烈なタイトル!
文筆家・インタビュアーの芳麗さんの紹介で読み始めました。
「読んで腰痛を治す」というお題目通り、目からウロコの内容でした。
この本でいわれている腰痛の原因をざっくりまとめると、
「怒りや不安はネガティブな感情だと思い、受け入れていないと、それが腰痛として現れる。」
ということだそうだ。
つまり、「不安や恐れという感情を無意識のうちに避けている、気付かないフリをしている」ということ。
さらに興味深いのが、腰痛を訴える人ほど、「自分はストレスや不安は感じていない」と言うそうです。
腰痛歴20年以上のわたしはとても腑に落ちました。
感情を受け入れないことで、体調をも変えてしまう力があるものなんですね。
そんな話をかかりつけの鍼灸院の先生に話したところ、
「知らず知らずのうちに我慢してる人も、怒りを溜め込んでいると思いますよ」
と一言。なんだか日本人に多そうですよね。
自律神経の研究で有名な小林弘幸先生のお話によると、「人間ができる我慢の量は決まっている」そうです。
腰痛が回復しない方は、いつの間にか怒りを溜め込んでいたり、知らず知らずのうちに我慢を溜め込んでいたりするのかもしれません。
ということで、おもしろい角度から腰痛の原因を深く知ることができる本でした。
腰痛にお悩みの方は、ぜひご一読を!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
また次の記事でお会いましょう!
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