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私の"死生観"について

私ごとで恐縮ですが、先日叔父が他界しました。とても悲しく辛い出来事でしたが、死とは何か、生きるとはどういうことなのかを改めて考えさせられました。自分の死生観を整理するため、この記事を書きました。

死生観とは何か

Wikipediaで調べると下記の定義が出てきました。

"死生観(しせいかん)とは、死と生に対する見方をいう。"

全員一度は死や生について考えたことがあるんじゃないかなと思います。私もあります。(小学校の時に祖父が他界して、初めて"人の死"について考えたのを覚えています)

死生観を考える理由

そもそも死生観って考えたり、言語化する必要はあるのでしょうか?

もちろん、私はあると思います。特に現代においては。

現代の日本は確かに平和になってきて、日常で死を感じることは少なくなっていると思います。

いや、それで良いと思います。自分の娘に「毎日死を感じろ」って言いたくないです。というか無理ですよね。だって平和なんですから。

ただ、"死を意識して生きようね"と娘には言いたいです。

何故か。それは、死を意識することで、

イマというこの瞬間を輝かせ、人間らしく生きることが出来ると考えるからです。

死とは何か。生きるとは何だ。

前置きが長くなってしまった感がありますが、結論は以下の通りです。

"人が生きるために人は死ぬ"

死がゴールであり、死があるから生があるという考え方もあります。死を中心に考える人もいると思いますが、私は逆です。

今を生きる者達が、今を生きることを全うできるために、死があると思います。

叔父が亡くなった時、叔父の最期の顔を見た時、叔父に"お前は全力で生きろ"と言われた気がしました。

背筋が伸びました。生半可じゃ駄目だと。

叔父の死は確かに悲しい出来事でしたが、私への激励でもあったのです。

全力で生きたい、この命を全うしたいと強く思いました。

皆さんの死生観はどんなものですか?

P.S 叔父さんありがとう。大好きだ。

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