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サイズ感がちょうどいい阪神競馬場 兵庫旅行①

兵庫県在住の競馬友だちがいる。
いつも週末になるとSNSで競馬話に花を咲かせていて、「いつか阪神競馬場に一緒に行きましょう」と話していた。

この「いつか」「そのうち」は誘われたもののあまり気が進まないときにも使えるし、「機会があればぜひ!」の文脈でも使われる、日本語学習者にはかなり難易度の高い単語の一つだと思う。前後の会話、互いの関係性(それでも行き違いがあったりする)によるのだから。

今回の「いつか」は後者のほうだ。こういうのはぐずぐずしていると光陰矢の如し時間は過ぎ去ってしまうので、早速今年のレーシングカレンダーをチェックした。
阪神競馬場の開催日から日程を絞り、友だちとのスケジュールが合うかどうかを確認。結果、阪神ジュベナイルフィリーズへ一緒に行くことになった。

ホテルは元町にとっていたので、阪急三ノ宮駅から乗り換えの西宮北口駅まで電車で移動。

西宮北口駅のホームにパン屋さんがあったので朝ごはんをかねてパンを購入。そういえば神戸といえばパンの街だ。いたってシンプルなソーセージパンだが、ボリュームたっぷり。しかも安かった。

乗り換えの待ち時間でパンを平らげて、阪急今津線・仁川駅で降車。

仁川駅にはかわいらしい記念スタンプが。あいにくノートも手帳も持っていなかったので写真だけ撮った。

この改札の目の前には競馬場に続く地下通路があるのだが、ぜひ改札を出ていったん地上を歩いてみてほしい。なんと外側から阪神競馬場が見えるのだ。駅が競馬場よりも高台にあるためなのだが、こんなロケーションは始めて。もちろんレースが見えるわけではないのだが、それでも外から競馬場の内部が見えるのは珍しい。

興奮しつつ、駅のほうに戻る。

「ようこそ! 阪神競馬場へ」
歓迎していただきありがとうございます。こちらこそ対戦よろしくお願いします。

阪神ジュベナイルフィリーズの勝馬写真はリバティアイランド、朝日杯フューチャリーステークスはドルチェモア。今年はどの馬が勝つのか楽しみ…!!!

競馬場に入るととすぐにパドックが。入り口からのアプローチが良いし、しかも見やすい。

この日は日本酒フェアもやっていた。競馬場はこういった飲食のイベントもさかんに開催しているので競馬に興味がなくても楽しめること間違いなし。

風が強かった
こんなところにもターフィーくん

人の入りはそこまで多くもなく少なくもなく、快適に見ることができた。

どこの競馬場もそうなのだが、お昼時の飲食エリアはかなり混みあっている。G1開催日ならなおさらだ。この日はピークを過ぎてから飲食エリアに行ったので並ばずにすぐ購入することができた。酒を…

かすうどん食べ損ねて後悔

友だちは競馬新聞と赤ペンをきちんと持参していた。真剣さで敗北。いつも思うのだが、結局のところ競馬新聞がいちばん見やすい。アプリやネットでも戦績などのデータを調べることができるけど、いちいちページを行ったり来たりするのが面倒だし、電波障害が起きたら一巻の終わりだ。

レースの結果としては、ステレンボッシュとコラソンビートのワイドだけ取ることができた。ステレンボッシュのおかげで多少配当がついたのでやはりルメールに足を向けて寝ることはできません。アスコリピチェーノ勝利おめでとう。

レース前のファンファーレであったり、ゴールの装飾であったり、いつもテレビで見ているものが目の前にあるとついワクワクしてしまう。そして現場でしか味わうことのできない熱狂!

この日は、レース終了後なんと福永祐一氏のトークショーが実施されていた。調教師としての活躍もかなり期待しています。

そんなわけで、会場をあとに。電車が混みそうだったので駅前の焼き鳥屋「竹千代」に立ち寄ってから元町方面へ。2日目に続く。

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