推進波の捉え方②
前回の続き。
「前の波の終点と、次の波の始点はズレる。」ということについて。
なぜズレるかというと、推進波が抵抗線に当たって止まった時には「攻防ゾーン」で揉み合うからという見方ができ、次の推進波は攻防ゾーンのラインを1本繰り下げてor繰り上げて始まるから、、、というイメージ。
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まずは前回の記事より波の終点と始点。
攻防ゾーンのイメージ。
上記は斜めに進む推進波にあえて水平の攻防ゾーンを当てはめたものだが、チャートは常に水平も意識されているのでトレード上は攻防も水平で見て問題ない。
斜めの攻防ゾーンで見ると、
こういうイメージ。2段下げの推進波=値幅を測るとしたら、ズラして見ないといけないのが分かるだろうか。
2段上げのパターン。
上昇波2段目の始点が1段目終点より少し下から出ているが、その様子が「ヘソダブル」の否定に見える。
こちらは逆三尊の否定に見える。
「ヘソダブルや三尊もアップで見れば3本チャネル内の動き」というのは過去記事でも述べたが、攻防ゾーンを小チャネルだとすると、
「1段目の終点=小チャネルのセンター、2段目の始点=小チャネルの下限、2段目抜けて最初の抵抗=小チャネルの上限」ということ。
2段目の上げがリテストなしでノンストップで上げることも多いし、揉み合わずに直線的な押しだけで再上昇することもあるが、過去の攻防ゾーンを当てれば幅自体は同じになっている。