4半世紀のタイムカプセル🏀THE FIRST SLAM DUNK 🏀有難う!
はい!そうでなんです!リアタイ世代です!!
当時10歳とか11歳なのでバッチリみてましたし、多くの世帯に単行本全巻があったはずです。またSLAM DUNKをきっかけにバスケットボールを始めたという人も多いのではないでしょうか。
特に私たち世代では小学校の頃は野球してたけど中学校からバスケ部に流れた少年少女も多かったのではないかと思います。
とはいえ今回の映画、当初は期待してなかったしそもそも声優陣が全員交代ということで見ても失望してしまうかもしれないという不安もあり、まあDVD出てからいいや。(多分動画配信はされないだろうけど)わざわざ劇場版でみるまでもないとおもっていました。
が‥。
劇場で見てよかった!!劇場だからいい!!!
公開からしばらくすると、あちこちから〇〇さんが見てよかったって言ってたよ。〇〇くんがすごくいいから見るべきって言ってるよ。徐々に方々から口コミを聞くようになり夫が割引あるからチケット買っちゃったよというので渋々見ることになったのですが
オープニングぅぅぅだようぅぅぅ‥
いやーーー!良すぎるよぉぉぉ!
オープニングについてはあちこち好評の意見多いですよね。
サウンドトラックが全体的にロックテイストなのがまた、よい。
地を這うような、
腹の奥から沸々するような
低い音のベースやドラムの音はまるでバスケット🏀のドリブルのようで
下から這い上がる雰囲気が湧き上がってきます。
また同世代でロック好きも多かったと思うのです。
10代のころミッシェル聴いてた方々は、
〝え? マジか?! チ、チバユウスケーーー!!!〟
となったと思います。何となく20代の時の声に比べ50代にのチバさんの声はまたより4半世紀深みを象徴するようで初っ端から痺れまくった。燻銀感バチバチだぜ!
連載終了から27年
原作者であり今回監督を務めた井上雄彦氏は当時23歳〜29歳という年齢だったそうだ。
え? そんなに若かったのか!
そんな年齢だったっけ?
作中とても頼もしく大きく見えたリョータの兄ソータの存在もそのような感覚に陥る鍵でもありました。当時小学3年生くらいのリョータからみた小学6年生であろうソータはとても大人びてしっかりして見えているような描写がありました。
いつしかソータの年齢を追い越して随分年上になってしまったリョータ。
そして、そもそもリアタイメインの私たちも当時10代前半の小中学生でした。
小学生にしたら高校生は随分大人に見えました。しかし、今の私たちはどうでしょう40代からしたら高校生なんて何も知らない子供だと感じていませんか。そう20代の子に対してもガキだなぁとか思っちゃってる。
ああそうか。
気づいたらよけいゾックっとくるし。
ああやってくれたな。
と感じます。
メタファーなのか。
当時の少年少女は今や社会人真っ只中。
私たちアラフォー社会的には中間管理職も多く、好きなこととか夢中になることよりも社会のありとあらゆる点で何かと板挟み状態の大人が多いのではないでしょうか?
経験と課題の板挟み
理想と現実の板挟み
上司と部下の板挟み
会社と顧客の板挟み
組織と組織の板挟み
家庭と仕事の板挟み
配偶者と実家の板挟み
数字や効率と良心の板挟み
素直にやりたいことを前向きに頑張るのではなく社会と社会との板挟みで大切にした自分自身の本質や自分自身が輝きベストパフォーマンスを活かし方をどこか見失って機械的に毎日過ごしてない?
知識や過去の業績、データ、数字、データ、数字、データでーた。
どこか、なにか忘れていた何かを沸々と湧き起こされるものを感じたのは私だけでしょうか?
小学生の頃の回想シーンから始まるのも正に正にそういうこと?!
『バカめ』
永遠の高校1年生シロート桜木からのメッセージ
社会人としていつの間にか、無鉄砲な少年少女だったくせに
いつの間にか玄人になり、知った気になり頭でかっちになり
ひよってんじゃねーか?
どうせ
こうゆうものだから仕方ない
だって相手は強いから
社内ルール?
長いものに巻かれた方が楽?
『ばかめ』『どあほう』
は?お前そんなんだったか?
そ、そや。『ばかめ』『どほう』
無鉄砲でひたむきで楽しかった!
くるしかった!
きつかったけどそれが良かかったんだよ!
私自身もバリバリ昭和モード熱が伝わるかどうかが勝負のドブ板営業を20代でガッツリ経験して、子供の頃の緘黙症と対人恐怖症、コンプレックスを断固たるダンクでぶち壊したのは自分だし、時に呆れられ、驚かれ、面白がられながら関わってきてくれて見守ってくれた人達なんだ!
もう古臭いと言われたけどやっぱりさ。
かのイーロンマスク氏も昭和スタイル賛成派だらしい。
2023年は「昭和スタイルの熱血経営」が最先端になることを日本人は何も知らない
作品として細部まで丁寧で、
予算云々時間云々より、
何よりも、どう描きたいか。
美しさと、見せ方これは制作側も思いっきり作品に愛を込めこだわりにこだわったのだということが伝わってきたのです。
これって昭和スタイルではないでしょうか?
とにかく背中をぐっと押された心地がしました。
アニメのエンディングテーマを歌っていたZARDの坂井泉水さんは2007年40歳の若さで逝去されていますが、改めて今聞くとすごく泣けてくる‥。
アニメのエンディングでの歌詞は
リアタイ世代にとっては
はあ。気づけばオッサン、オバサンだなぁ毎日疲れるぜという日常に
ガツンと突っ込まれたサイコーにかっこいいタイムカプセルだった。
ありがとうございます!!!
勿論原作やアニメ知らない方が見ても素敵な作品ですよ。
結果知っていてもハラハラドキドキしてしまいましたもん!
とにかく! つ・た・わ・れ !!!
noteもTwitterもドシロート🔰
あれ、わたしも生後4ヶ月じゃん!!!
てめーらの常識は俺には通用しねーとかいって頑張ってみよう!!!
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