日本・実質GDP1次速報値(第2四半期)
8/15(木)8:50に発表されました、日本の実質GDP1次速報値です。
記事にするのが遅くなりました。
実質GDPは、以下のように予想を大きく上回り、好調なことがわかりました。
では、もう少し詳細を見ていきましょう。
ニュース記事では、自動車の生産回復、個人消費のプラス、設備投資の増などによって持ち直したようです。また、名目GDPが初の600兆円超となりました。
内閣府発表のデータを深堀りしてみましょう
内需が好調なようです
増加率がプラスなので、インフレが進んでいます。
雇用者報酬は順調に増えていることがわかります
そもそもGDPとは?
GDP=Gross Domestic Product=国内総生産
国内で生産されたモノやサービスの総額で、経済規模を表す物差しです。
このページがわかりやすいです
余談ですが、
GNP=Gross National Product=国民総生産 というものもあります。
国民の総生産額なので、国内はもちろんのこと、海外で生産したモノやサービスの金額も加わっています。
GDPの算出方法
売上ー原価(材料費)=付加価値
この、「付加価値」の合計がGDP(名目)です。
名目GDPとは?
上記の計算式に基づき、国内の「付加価値」を単純に合計したもの。
物価変動は織り込みません。
実質GDPとは?
名目GDPから物価変動を差し引きしたものとなります。
名目GDP51億円から物価変動が+2%を差し引くと50億円となります。
これが実質GDPです。
このページが非常にわかりやすいです。
GDPデフレーターとは?
名目GDPを実質GDPで割ったもので景気判断を見るもの。
ただし、原油価格の上昇など輸入物価の上昇により影響は反映されていません。
増加率プラス=インフレーション
増加率マイナス=デフレーション
最後に
いかがでしたでしょうか?自分なりにまとめてみました。
・物価があがっている
実体験としてもそうですよね。値上げできている会社は業績も回復しているようですし。
・給与があがってる
周囲でも大手勤務の人を中心に、給与アップの話を聞きます。
・内需が順調 物価があがっていることも関係あるのか?
旅行や宿の金額も上がっている割に、北海道にいると旅行需要を非常に感じます。
いずれにしても、予想以上に日本経済が好調ということがわかりました。
日銀が利上げできる理由になってしまうのかも?とも思いますが、良い事ですよね。
誤りやご指摘などありましたら、ぜひコメントに書き込みをお願いします。
それでは。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?