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私のキャリア①



キャリアとはこれまで歩んできた人生の中で
得た経験・経歴・生き方・考え方です。



私のキャリアは大きく分けて
2つの柱で成り立っています。



1つ目は、"陸上選手"という柱です。



私は生まれつきの"心臓の病"を持って
産まれてきました。



病名は〜左心室中隔欠損症〜
心臓に穴が空いている病気です。



この持病を持つ大半の方の穴は
成長と共に塞がっていくのですが、
私の場合は3歳になっても穴が塞がらず、
手術をすることになりました。



両親は当時の担当医師から、
"心臓が止まってしまう場合も
あるかもしれないので、
覚悟しておいてください"
と伝えられたそうです。



手術は無事成功。




そこから息を吹き返したように、
表情も明るくなり、
元気いっぱいの姿を
取り戻したと聞いています。




なかでも運動能力が一気に開花し、
小学1年生の頃に行われた"持久走大会"で
一等賞に輝き、それをきっかけに




社会人3年目までの約17年間。
ずっと陸上競技(長距離)一本で
走り続けてきました。




とにかく負けず嫌い!
コツコツ積み上げるのが得意!
球技や集団が苦手なタイプの私には、
個人競技の陸上競技がぴたりとはまり。



当時の指導者やチームメイト・環境に
非常に恵まれていたこともあり、
競技人生の中では自分では
想像もしていなかった




全国大会優勝や駅伝日本一、
日本代表として世界大会にも
出場することができました。




陸上を始めた頃から、
走ることが純粋に楽しい!というよりは、
"勝つこと"や"結果が出る"ことが
とても嬉しくかった事を
今でもよく覚えています。



大会に出ても負け知らず。
この頃の私は"自分を信じ抜く力"
"成功へのイメージ力"
非常に高かったと思います。



また、自分が頑張ることで
両親がとても喜んでくれていました。
その笑顔を見ることが何よりも嬉しくて、
私が走るモチベーション・原動力の1つに
なっていたと思います。


さらに、陸上に出会った事で
内面も大きく変わりました。     

陸上に出会うまでの私は
とにかく内気・弱気で、
人前に出ることや目立つことが
本当に嫌いで苦手でした。



しかし、走っている時だけは
自分の力を最大限、思いっきり
発揮することができ、
自分に自信を持つことができました。


きっと走ることは私にとって
自己表現できる1つのツール
だったのだと思います。



この17年間の競技生活で得たのは
そのほかにもあります。


・自分の決めた目標に向かって
突き進むことの大切さ。



・とにかくコツコツと。
1つ1つ積み上げていくことで
道は開けること



・どんな時もどんなことがあっても
前を向いて自分の力を信じぬくことの大切さ


・夢を諦めないことの大切さ

・自分の好きなことを仕事にすることは
とても楽しい事で、それによって
自分も人生もより輝いていく!



など、とことん夢中になれるものが
あったからこそ、
人生を歩む上で大切なことや、
胸に焼きつくほどの感情や感動・経験を
味わうことができたことは私の
大切な財産です。

アメリカの高地合宿の様子



更に、陸上は個人種目がメインですが、
長距離走には駅伝🎽という
チーム競技もあります。


私は駅伝が大好きでした。


なぜかというと、
駅伝を通してチームが1つになることで、


1人では叶えられない目標でも
チームで目指していくことで、
とてつもないチカラやパワーが
生み出され奇跡が起きる!



ということをこの身をもって
何度も何度も体験してきたからです。 


また、私は中・高・大・社会人まで
チームのキャプテンを
務めさせていただきました。
私はキャプテンとしてチームをまとめ
率いていくという役目を担う事が好きでした。

しかし、正直なところ…
チームのキャプテンとして
一人一人を目標達成する方向に
向かわせていくこと、
まとめていくこと、導びいていくことは
そんな容易な事ではありませんでした。




私がそれほど器用なタイプでは
なかったという事もありますが、
チームの目標が大きければ大きいほど
プレッシャーがかかればかかるほど、
自分の競技との両立に何度も悩み、苦しみ。


時に精神的なストレスを抱えてしまい、
怪我を繰り返したり上手く走れない時期も
たくさんたくさん経験しました。


しかし!
それでもキャプテンとして下を向かず
前を向いて今自分にできることを
積み上げていくこと。



私自身が、とにかく今目の前にあることを
1つづつ1つづつ丁寧にやりきる
姿勢を見せること。

当時の練習日誌!
毎日毎日この言葉を心に刻んでいました。




結果を出すことよりも
人としての在り方や生活の見直し、
チームのためにできることを
考え・行動していくこと。




そして、
常に前向きな言葉や
自分の想いをチーム全体に浸透させ、
時にはチームの先頭に立ち、
時には後ろから引き上げていくこと。





そんなスタンスで取り組んだ
高校3年生の全国駅伝では、
当初の目標を大きく上回る

3位入賞を果たすことができ、
目標を達成することができました。



自分自身、本当にいろんなプレッシャーや
大きな期待を背負ってきた中で、
今まで支え続けてくれた家族・監督
恩師・応援してくださった方のために

絶対に結果で恩返しするんだ。
絶対にみんなで喜び合うんだ。



その想いで1歩1歩を大切に。
1秒1秒を噛み締めながら
走ったあのレースは
まさに奇跡そのものでした。


想いの強さは奇跡を起こす。




チームだからこそできることがある!
チームだからこそ得られるものがある!


駅伝を通して、本当に素晴らしい経験が
できたことを今でも心の底から誇りに思います。



次回は2つ目のキャリアの柱について
お話ししていきます!



最後までご覧いただき
ありがとうございました☻


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