きみに話したいことがあるんだ 今朝起きて気がついたあの夢の意味について 昨日見た太陽に照らされた、看板に書かれた文字について 避けられない複雑音や不協和音 側に捕まるところがなかったこと 私が私たらしめる確かな印を見失いそうになること でもふいにキラキラひかるその粒から目を離さずに食らいつき守りたいこと きみには見えている？ その先の天国 そこには私もいるだろうか さあ、どこにも帰らずに 目指し続けていつか 私は創れるだろうか きみに会いたい 確か
あなたが忘れた日に そばにいたことを忘れた日に 自ずと道も狭くなり 世界も限られたものになり 私のことがよくわかった 私1人でできたせかいなんて ひとつもない このあざやかでうつくしく 疎ましくて喧しい このせかい どこにも届かない声で 無くすこと 得ることの 全てを 閉じ込めて握りしめている 幸せであり悲しく 寂しい静けさの中で この心が溶けていくのを待っている 次の雨が降る 私にしか見えない 世界が始まる
私の声が あなたを休める そばにいることより 大切なこと あなたを苦しめた あのことが 今でも私の胸を締め付ける 愛のなすことがら ありがとう 全てをありがとう 存在自体が感謝 そんなことを 思ってみる 居なくなっても居ると思える 不思議な感覚 現実なんて全てが 本当なんかじゃないって知れた あなたが託した 思いは果たすよ 必ずね わたしもいつか きっと死ぬけど そういうことだったんだって わかるのはまだずうっと先 喜びも 感謝も 築きも たくさんの宝物を
