宴会シーズン、風邪・体調不良になりやすいのはなぜ??
こんにちは、分子栄養学認定カウンセラーの
松本千賀子です。
皆さま、仕事納めご苦労様です!
ちなみに病棟ナースは、24時間365日シフト制なので、皆で一斉に仕事納めという風習はないですが。。
さて、私は今は栄養療法外来併設クリニックで働いていますが、
この一カ月はひたすら
風邪、インフル!ちょっとコロナ!!
そして胃腸炎!!!
症状を訴える患者さんが
診療開始時間と同時になだれこみ、
ここは風邪専門クリニックか?
と思うほど。きっと他の病院も同じ感じでしょうね。
胃腸炎になったり
流行りの感染症にかかったり
冬ってそういう時期だからかなーと
昔は漠然と思ってましたが、
今となれば、やはり根本的には
「栄養不足による影響」が大きいです。
今日は、宴会シーズンにおける不調について
概要的なことを書こうと思います。
①腸が乱れると免疫が下がる
免疫細胞の7割が腸に存在している
といわれています。
よって、腸に負担がかかれば
免疫力も下がりやすいのは自然な理屈。
腸が乱れる原因↓↓↓
1.食べすぎ
普段は食事に気を使っている人でも、宴会シーズンは飲んだり、ついつい食べすぎたりしがちですよね。
2.炎症を起こす食べ物
外食やパーティーメニューは
小麦製品、乳製品、食品添加物、揚げ物など
体内で炎症を引き起こすものに偏っています。
②栄養不足は致命的にくる
私達の体内の「免疫システム」に関わる栄養はいくつかあります。
特に、宴会シーズンに不足しがちな栄養素が
「亜鉛」です。
亜鉛は、細胞の生まれ変わりを助けるミネラル。
細胞分裂が盛んな場所での需要が大きいです。
たとえば、皮膚、粘膜、毛髪、爪、生殖器官(精巣、卵巣)などです。
亜鉛不足になると、粘膜が弱くなり、
最近やウイルスなど外敵の侵入を
容易に許してしまいます。
また、亜鉛はアルコールを肝臓で解毒する時に消費されます。
お酒の頻度が増えるこの時期は亜鉛不足になりやすいのです。
なおかつ、腸内環境が乱れると、亜鉛の吸収率はぐんと下がります。
普段の生活でも
・ファーストフード多め
・加工食品多め
・お酒好き
などがデフォルトの方はなんとなく
肌荒れしてたり、髪がパサついたり、爪が割れやすかったり、、、
いわゆる「お疲れ様女性」のイメージに近づいていきます。
食事に気をつけていないが、上記のようなチェックが何もない、肌も綺麗〜みたいな人は、
ある意味外側に出ていない分怖いな~と思ったりします・・・
「亜鉛」を多く含む食品には、
牡蠣、豚レバー、牛肉、卵などの動物性タンパク質に多いです。
ぜひ冬は牡蠣や上記の食材を意識して取り入れてみてくださいねー。
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10年間、大学病院の消化器外科/内科に勤務後、
分子栄養学に出会い、自身の不調を食事で改善した経験から、
不調は食事と栄養で改善できると知り、
現役ナース&栄養カウンセラーとして
活動しています。
自分の身体の「取り扱い方📝」が分かるだけで
人生はぐんと生きやすくなります。
Instagramでも栄養情報、レシピなど発信しています
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