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ドイツ国内🇩🇪車内泊取材旅行2022年1月29日メモ

朝5:28に目が覚めた。外は雨が降っている様だ。まだ暗いけれど、窓を覆った滴で弱い雨が降っているのが見える。

今朝の日記を書いている。今日は昨日車のデモの前に見つけて向かっていた、ハノーバーの近くの町の11:00からの大きなデモと14:00からの車のデモと両方撮影できる可能性があると思った。今から下見して、ハノーバーではどこから見るべきか、車を何処に停められるかをチェックしに行って、その後近くの町の様子を見て行けそうなら両方撮影する事にした。

ハノーバーの気温は7℃から10℃まで上がる様だ。ヒートテックの肌着を脱いで、上着で服の量を調整できるように着替えた。

7:63外のランプが消えた。ここは夜中中とっても明るかった。さて今から起きよう。

この旅のコツは、堂々と隙のない行動をする事だと思った。
隣に白いメルセデスが停まってる。エンジンをかけて休んでいる様だが、とっても静かだ。中から暖かそうな毛布をトランクに入れる為にがっしりした男の人が出てきた。私はお弁当を食べる。

予定通りハノーバーに下見に行ってからCelleに向かった。30分前に着いた。駐車に停めて、駐車料金を払った。12:06まで、15分30セント。

何か食べる物を買いたかった。集まっていたお巡りさんに、スーパーとか食べ物を買えるお店を訊いて、歩いて6分から10分だというので向かったが、デモの時間に間に合わないので諦めて引っ返した。気温は9℃で歩いている間に暑くなったので、急いで薄着になった。霧雨が降っていた。

みんなが歩き出したので、急いで着いて行き、きれいな街並みをバックに写真を撮った。本のフライヤーを渡しながら、日本の本を作りたいから撮らせてくださいと声をかけた。色んな人が何の為に撮影してるかと訊いてくれるので、その度にフライヤーを出して説明する。彼らは日本の人に見せる本の為の写真だという事を喜んでくれる。フライヤーを開いて見てくれて、このデモも本になるんだと実感してくれる。

お巡りさんが「Bitte Masken 」と言ったので、持っていたマスクをして、「vielen Dank!と言った。

一人のデモのオーガナイザーが、このデモの後に、映画館の前で、集まりがあるから、是非来るべきだと言うので、「Parken ist bis 12;06 Uhr 」と言ったて後で行くからと場所を訊いた。結局最後まで着いて行って、映画館の前の集会も撮影して、後6分という時間に、駐車場に引き返した。ナビでは6分で着くはずが、気がつくとどんどん離れて行っている。既に20分過ぎてしまって、あーあー、さっさと引き返せば良かったと後悔しながら、どんどんドツボにハマって、道が解らなくなった。仕方ないので、通る車に手を振って何台目かに停まってくれた人に、5€払うので乗せてってくれる様頼んだ。その人は快く私が行きたい場所へ送ってくれた。その場所から車で3分だった。仕事の途中なのか訊いたら、お兄さんの新しい家への引っ越しの手伝いに行く途中だと言う。そしてこの町に住んでいるのかと訊いたら、ここで生まれて育ったんだと言う。私はこの街は本当に素敵だと言った。
本当に助かった。車から降りる前に5€渡すと驚いた様に喜んでくれた。私は、たくさんお金を持ってなくて申し訳ないと言うと、大丈夫だと言ってくれた。

しかし、今回の旅は助けたり助けられたりだ。

早速ハノーバーに引き返した。14:00の集合時間に余裕で間に合った。リーダーらしき人にフライヤーを渡して、撮影の目的を伝えた。快い変事をくれた。
私は出発する所を撮影してから後を着いて走るつもりだと言った。たくさんの車が集まった頃、彼はマイクを持って今日のデモについてのお話しをして、日本の為に写真を撮るから宜しくと紹介してくれた。

私はそこに集まっている車に貼ってあるプラカードを撮影させて貰った。何の為に撮影してるのかとか訊いてくれる人にフライヤーを渡して説明した。

みんなが出発するのを待つ為に前方へ行った。お巡りさんが二人私の方に歩いて来て、プレスなのかと訊いたので同じ様に説明した。ただ目的を聞きたかっただけだから問題ないと言って、戻って行った。

彼らの車が出発する所を撮影して、さあ私もと思って着いて行こうとしたら、もう既にいなくなってしまったので、諦めて次に何処へ行くかを探した。デュッセルドルフに行こうと思ったけれど、ブレーメンも行ってみたいと思った。そこでブレーメンに向かった。ブレーメンに着いてから、下見してやっぱりデュッセルドルフが良いかもしれない気がした。今日の日記を書いて、しばらく休んでから出よう。外気温は10℃。

デュッセルドルフに向けて、出発してからアオトバーンを乗り換える道中で、Rewe(スーパーマーケット)とガソリンスタンドに寄った。結局食べ物が買えていなかったので、茹で卵3個とチョコレート、サラダ用の葉っぱを食べただけだった。何とか明日の食糧を手に入れた。
デュッセルドルフまで2時間半、30分ほど進んで、頭痛がするほど疲れたので寝ることにした。外気温は8℃。

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28.1.22 追加

ベルリンにも行けず、どうしようと凹んでいたけれど、あの、車が故障した人を助ける為に、こっちに来たんだと思えば悪くないと思った。あの嬉しそうな顔を思い出して納得して先に進んだ。

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