Pasar Santaにある珈琲豆屋 -Dunia Kopi-
ジャカルタ在住者で知らない人はいないパサールサンタ。安くて種類がいっぱいあるお店で是非ジャカルタに来たら訪れて欲しい。ご存知の通りインドネシアはコーヒーの産地なので、ここに行かないのはもったいない。
このパサール(パサールとはインドネシア語で市場のこと)はローカルパサールで、1階は生鮮食品、2階は生活雑貨、3階はフードコートになっている。
こんな感じで、野菜やお魚が売られており、足元はハエがブンブン、台の上は人と猫と商品が寝そべっている。衛生面もあまり良く無いと思われる。
そんな市場の一角にコーヒー豆屋さんがある。
一応豆のリスト(↓)があって壁に掲載されているけど、それ以上に豆の瓶があるから聞いてみた。
「何種類の豆があるの?」
「沢山!あっちにもまだまだあるんだから。軽く100以上あるよ」
初めて来た時は、
「(瓶の蓋を開けて)どうぞ一粒試してみて!」
と、言われた。え?ここで豆を試すの?!と疑問に思ったけど、これがインドネシアスタイルかな?と思い、言われるがままコーヒー豆をポリポリ食べてみた。に、苦い。。そりゃそうだ。コーヒー豆をポリポリ食べたのは初めてである。初めてこの店に行くと皆1回はこうやって勧められるけど、もう言われなくなった。
我が家は、アラビカ・アチェガヨのワインダーク(左↓)、ハウスブレンド(中央↓)、アラビカ・スマトラマンデリン(右↓)を買いました。
そう、焙煎加減も違うのが置いてあるし、同じ豆でもプレミアム!とかあって値段も微妙に違う。メニューにないルアック豆も聞けば(在庫があれば)買えるし、お勧めの豆も教えてくれる、とても親切なお店。
冒頭でも記載した通り、インドネシアはコーヒー豆の産地。しかしながらみなさんが知っているようなコーヒーの飲み方はしない。コップに粉とお湯を注いでグルグルかき混ぜて粉が沈澱したら上澄を飲む。これがインドネシアスタイル。沈澱式である。
ところが、ここ数年インドネシアにコーヒーブームが巻き起こり若者を中心にコーヒーの飲み方が変わりつつある。そう、フィルターを通して飲むスタイルに変わってきた。
いつもいるお母さん(左)と、女の子。日本語が上手。
この市場にはコーヒー豆店はこのお店だけでなく、他にもいくつかある。3階にも小さなカフェや商店がたくさんあり、それぞれのお店でハウスブレンドを買って飲み比べるのも面白い。
インドネシアのコーヒー豆の詳しいお話はkenhappyさんのこちらをどうぞ。
パサールはどこもそうだけど、風通しが悪くて、熱気がムンムンして暑く、蚊がいるので、訪れる際は注意ですよ。
-Dunia Kopi-
Pasar Santa
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