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自家製酒粕で、鰆と鯥の粕漬け作ってみた

日本酒を作ってみた、からの、
米焼酎を作ってみた、というお話の、続きです。
なんのこっちゃ?という方はこちらをどうぞ(↓)。


魚久(うおきゅう)ってご存知ですか?日本橋人形町にある粕漬け屋さんで、私はここの粕漬けが大好物なんです。小さい頃おじいちゃんが買ってきてくれるのを毎回楽しみにしていました。(魚久が気になる方はこちら)

その味が忘れられず、魚久が食べたい‼️とジャカルタでなりまして。あるわけないので、自分で作る事に。そう、日本酒や米焼酎が飲みたくてお米を醸したのでは無く、粕漬けが食べたくてお米を発酵させてたんです。
目指せ、魚久の味‼️


鰆(サワラ)の粕漬け

まず、買ってきたサワラの臭みを消すためお酒を少々ふり、両面に満遍なく塩を振る。15分放置。

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その間に酒粕の用意。ザルで濾した酒粕の重量を測ってみると約250gありました。ちょっと多いので今回は半分の125gを使用しました。残りの酒粕は冷凍保存。それに砂糖大さじ1、味噌大さじ1を混ぜ合わせる。茶色っぽく見えるのは、パームシュガーだから。

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お魚から出た水分をキッチンペーパーで拭き取り、

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漬けていく。

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ラップに包んで、冷蔵庫で2日間。ラップの隙間から液体が出てくるので下にバッドを敷く事をお勧めします。

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2日後。さっと水で酒粕を洗い落とすと、お魚が美味しそうな飴色に漬かってる。

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これをフライパンで焼いて、出来上がりー

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美味しそうな飴色に焼き上がりました。
「美味しい!」
と旦那さんのお墨付き。ジャカルタの飲食店では粕漬けが殆ど見た事無いそうです。

魚久の味か?と言われたら、違うなー。甘味と旨味が足りず、少しアルコール感が強い。

なので、次回は、砂糖をもう少し増量し、漬け込み期間を長めに取ろう。4日くらい漬けてもいいかも。


鯥(ムツ)の粕漬け

前回の反省点を基にムツで再チャレンジしてみました。作業は前回と同じ。

買ってきたムツをお酒で洗い、満遍なく塩を振って15分。

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その間に酒粕の用意。酒粕125g、砂糖大さじ2、味噌大さじ2弱を混ぜ合わせる。パームシュガーが無くなったので今回はザラメ。味見したらいい感じに甘い。

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お魚から出た水分をキッチンペーパーで拭き取り、

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漬けていく。

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ラップに包んで冷蔵庫で4日間。

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4日後。さっと酒粕を水で洗い流すと、いい感じに漬かっている。

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これをフライパンで焼いて完成!って丸焦げだ!(ToT)
砂糖を前回の倍量にして、漬ける時間も長くしたから焦げやすくなってしまった。もう少し弱火でじっくり焼かなければいけなかった。

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焦げをとって食べたお魚の味は。。。

魚久だ‼️魚久の味再現成功‼️
「魚久の味そっくりでしょ?」
「魚久って何?」
「え・・・。魚久説明するの3回目だよ・・・。」
「食べた事ないと思うよ。」
「え・・・。以前、手土産で・・・(うんぬんかんぬん)。」
・・・。・・・。
「でも、これ美味しい‼️」

というわけで、美味しかった!今度は鱈で作ろう♪
あれ?ジャカルタで鱈売ってるの見た事ないかも?(ToT)鱈こそ魚久の味なのに。

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